ちいさなプリンセス ソフィア

ソフィアはペガサス・ダービーが大好きだ。王立アカデミーにもペガサス・ダービーのチームがあると知ったソフィアは、自分も参加したいと言う。だがアンバーたち王女もヒューゴたち王子もみんな、ダービー・レースは王子がやるものだと反対。だがソフィアは何にでも初めてはあると、レースに出ることにした。ジェームズがソフィアに乗馬を教えることになったが、ソフィアが乗ることになったのは余りものの小さな馬ミニマスだった。

ソフィアがプリンセスになって初めてのパジャマパーティーを城で開くことになった。アンバーはヒルデガード姫とクリオ姫を招待し、ソフィアは村の友達ルビーとジェイドを招待。プリンセスたちは村の娘が一緒だと知って嫌な顔をしたが、ソフィアは絶対に楽しいパーティーになると主張した。ところがルビーとジェイドがうるさく質問したり、噴水を倒してしまったりしたため、ソフィアは他のプリンセスたちに苦情を言われてしまう。

凧を城の下の湖畔に落としてしまったソフィア。急いで取りに行くが、洞窟にいるトロールを見つけ慌てて逃げ出す。聞いた話では、城の下の洞窟にはトロールが住んでいるという。昔、城に攻めてきたトロールをギデオン国王が追い払って以来、トロールは洞窟を出ないという決まりができたのだ。翌朝、置いてきた凧が部屋に戻ってきていた。ちゃんと修理もしてある。きっとトロールだと思ったソフィアは、お礼を言いに洞窟に出かけた。

王立アカデミーで魔法の授業が始まった。一週間で三つ魔法を勉強し、週末にはそのテストがある。上手くできないソフィアは、セドリックに魔法を教わることにした。ソフィアの隙を狙い、透明になってペンダントを盗もうと考えていたセドリックは、ソフィアを弟子にすることにした。ソフィアの魔法はどんどん上達した。セドリックの腕に感心したソフィアは、お客のマグナス国王の前でセドリックが魔法を見せる機会を作ることにした。