25時間恋愛

アン･ランは仲間とゲーム会社を立ち上げ、副社長をしているが、経営状態はよくない。新しく引っ越した家の家賃を払えないほど大変な日々を送っている。新しい家主は同じ大学の後輩であるイエン･ユエ。ユエは一目でランに気付くが、ランはユエを覚えていない。ランは事業のために大学の同窓会で投資を募ろうとするが、失敗して恥をかいてしまう。ランが1人で泥酔しているところを、偶然イエン･ユエが見つけ、そのままユエの家で一夜を過ごすことに…。

アン･ランは自社のゲーム開発の資金繰りのために、他社からのゲームの外注を受ける。声優を探すランは、社長から人気声優の黒沙 (ヘイシャー) を紹介される。しかし、黒沙はイエン･ユエであった。ユエには家賃も払えていないし、泥酔して迷惑もかけてしまっていたことからランは躊躇するが、この黒沙以上の声優が見つかることもないため一緒に仕事をすることにする。ユエは自分のことを覚えていないランに意地悪をするが、仕事では最善を尽くして吹き替え作業を行う。プロの声優としてのユエの姿を見たランは感謝の気持ちを感じる。

アン･ランは友人のバイ･モンヤオをデザイナーとして採用する。社長のフー･インジュンとモンヤオの間に誤解を招く出来事があったが、モンヤオの加入でランの会社は軌道に乗る。一方、天盛のワン社長はランにゲームの入札を提案する。ランは再びユエに一緒にやろうと誘うが、ユエはランに執着するワン社長がイヤで断る。ランはユエを説得するために奮闘する。

ユエは、ランが天盛の仕事をすることに納得できずにいる。ランは、前回、受注した作業の残金が未入金なので、直接ワン社長を訪ねる。そこで、足にケガをしてしまったうえに風邪もひいてしまう。ユエは黙ってランの看病をし、仕事を手伝ってくれた。ランは次第にユエの温かい心を感じていく。一方、ランの会社の社員ティエン･シンは資料を持って天盛を訪れ、思いがけずワン社長と2人きりとなってしまい…。

ユエはマネージャーから渡された企画書を見て、盖世無双の企画書が盗用されていることを知る。ランとインジュンは、シンが天盛のワン社長にセクハラされていたことを知り、ワン社長が参加しているゲームサミットに行き、問い詰める。それを見たラン･ジエは、ランに投資のためのチャンスを与える。ランはジエから会社の新しい役員だと紹介されたのは、ランの昔の恋人ペイ･ジュンだった。

ランの元恋人ジュンが帰国し、ランとよりを戻そうとしていることが気になるユエは、ランに対して冷たく接してしまう。急に冷たくなったユエに、ランは理由がわからず戸惑う。一方、ジュンはモンヤオにランとよりを戻すための手助けをしてくれと頼む。ランはモンヤオに言われた店に行くと、そこにジュンが現れる。ジュンは、ランにもう一度やり直そうと言うが、ランは拒否をする。そこにユエが現れる。