TOKYOコントロール 東京航空交通管制部
視聴可能: Prime Video、FOD
世界中を航行する多数の航空機。旅客機や輸送機、ヘリコプターやグライダー、飛行船など様々なものが毎日上空をフライトしています。 羽田空港では、年間の離発着回数は約30万回を数え、ピーク時にはおよそ2分に1機が空港から飛び立っています。日本上空の運航状況を把握するレーダーを見ると、航空機によってびっしりと覆われていることが分かります。日本の空は大渋滞しているといっても過言ではない位、常に多くの航空機が飛んでいるのです。また、羽田空港の新国際線ターミナルの開業により、年間の離発着回数は33万回と増加し、日本の空はさらに過密な状況となっています。 多くの航空機が飛んでいるにも関わらず、互いに衝突などの事故が起こらないのは、地上から空を飛んでいるパイロットに的確な航路の指示を出す“航空管制官”と呼ばれる人達によってコントロールされているからなのです。多くの人命を預かるこの職業は、どんな時でも決してミスをすることが許されません。その重圧を日々感じながら業務を遂行することから、“世界で最もストレスの高い職業”とも呼ばれています。 “世界で最もストレスフルな職業”である航空管制官の業務は、日本では大きく2つに分かれます。各空港の管制塔にあるターミナル管制、そして日本全域を管制するエンルート管制です。ターミナル管制は、空港周辺の運航管理を行い、エンルート管制は空港間の運航管理を行います。また日本のエンルート管制は、札幌、東京、福岡、那覇の4カ所に分かれ、そのうち最も広域をカバーする“東京航空交通管制部”、通称“東京コントロール”がこのドラマの舞台となります。 またドラマのストーリーは、実際にあった事件をベースにしています。 「TOKYOコントロール」は、事故には至らなかったが、重大な事故になりかけた人為ミスをベースにストーリーを再構築していき、日本の空で起こりうる様々な航空アクシデントとそれを防ぐために困難に立ち向かう航空管制官たちの人間ドラマを描きます。

エピソード