魔女の法廷

母子家庭で育ちながらも、明るくて母思いの小学生イドゥム。だが、ある日突然悲劇が襲いかかる。それは、あるテレビ報道がきっかけだった。テレビを見ていた母ヨンシルの表情が変わり、数日後、イドゥムに何も言わずに母は失踪。1人になったイドゥムは、チラシを作成し、必死に母を捜し回るものの、手がかりもないままに歳月が過ぎていく。やがて成長したイドゥムは刑事2部のエース検事となり、数々の事件で手柄を上げていた・・・。

上司のオ部長のセクハラ訴訟で証言することになったイドゥム。その捜査を担当する新人検事のジヌクは、イドゥムのマンションの隣人だった。オ部長は自分に有利な証言をさせようとイドゥムに栄転をちらつかせるが…。

コンビを組んで訴訟に取り組むことになったイドゥムとジヌク。一方でジヌクがイドゥムのマンションの賃貸人だと発覚。ローン返済中にもかかわらず、イドゥムはジヌクから家賃の値上げを要求されて頭を抱える。

ユンギョンをわなにかけ、強姦事件を勝訴に導いたイドゥムだが、ジヌクに非難され、ミン部長からも叱責されて始末書の提出を命じられる。傷ついたイドゥムは、失踪中の母を思い出しながら自宅で号泣する。

動画流出事件の容疑者・キムは過去にも交際した女性の動画を撮影し、ネット上に流出させていた。イドゥムとジヌクは被害を受けた女性を訪ねるが、もう関わりあいになりたくないと証言を拒否されてしまう。

動画流出の容疑者であるキムの弁護は、イドゥムとは相性の悪いユンギョンの担当となった。キムはネットに上げた動画が一定時間後に削除される仕掛けを施していたため、動画を証拠として提出できなくなる。