ハンガン警察

武装集団がクルーズ船を占拠して、テロが突如発生し、平和なソウルの街を震撼させる。警察が駆けつけるが、この攻撃はハンガン警察とSWATチームの間の対テロ訓練の一部であることが判明する。ハン・ドゥジン巡査部長はSWAT隊員と乱闘になり、発煙弾や照明弾が飛び交う大混乱となる。怒った警察署長は報道陣の前で、一日を台無しにして警察組織の名誉を傷つけたとして彼を叱責する。その後、ドゥジンはパトロール中にゴウ・ギソクの不審な行動を見つけ、何が起こっているのかを確かめるために追跡する。

ハンガンの真ん中でフェリーが座礁する。船長の反対にもかかわらず、ゴウ・ギソクが舵を取ろうとしたため、フェリーが傾いて転覆しそうになる。ハン・ドゥジンが現場に到着し、乗客を避難させるが、事件の規模が大きいために救助は難航する。ペク・チョルは助けようと荷船を持ってくるが、ドゥジンは過去の因縁のために彼の助けを受け入れることを渋る。その後、ドゥジンのチームは、ペク・チョルの荷船が座礁したフェリーに繋がれているのを発見し、不審な動きを疑う。

チームはゴウ・ギソクとペク・チョルがリバー・フェリーのそばにいるのを発見し、すぐに疑惑を持つ。ペク・チョルは釣りをしていると主張し、ハン・ドゥジンは疑惑を深めるが、確実な証拠がなければ行動できない。落下した酸素ボンベがドゥジンの頭を直撃し、ドゥジンは川の中で意識を失ってしまう。ギソクは金の延べ棒を隠し持って逃げ出すことに成功する。ドゥジンは意識を取り戻すと、すぐにギソクとその共犯者たちを追跡し始める。

ハン・ドゥジンとイ・チョンチャンは、ハンガンで起きた船長殺害事件をはじめとするいくつかの不可解な事件を捜査し、パルミ島にその答えがあることを期待する。ドゥジンは食品工場を捜索中に異変を感じ、近くの鍛冶屋を捜査する。一方、ファン・マンデはリバークルーズのビジネスを利用して金塊の密輸を企てる。彼はソウル市長を脅迫して合意書にサインさせ、犯罪組織のボスであるマダム・チェに１トンの金塊の交換を持ちかける。しかし、マンデはギソクがまだすべての金塊を手に入れていないことを知って激怒し、取引を成立させるために３日以内に持ってくるよう命令する。

ゴウ・ギソクはハン・ドゥジンとペク・チョルの甥であるハン・ジュンの２人を拉致する。激怒したドゥジンは、ギソクが金塊を密輸し、ペク・チョルが関与していると確信するようになる。ペク・チョルは隠された金塊の箱を探し出し、ジュンを救おうと試みるが、その途中で思いがけずドゥジンと出くわす。一方、イ・チョンチャンはファン・マンデとマダム・チェの取引について知ることになる。彼はマンデの密輸計画のことをマダム・チェに話し、取引を持ちかける。

ハン・ドゥジンはGPSでペク・チョルを追跡する。ペク・チョルはゴウ・ギソクに会って、残りの金塊と引き換えにハン・ジュンを返してもらう約束をしていたのだ。ドゥジンは待ち合わせに割って入り、ギソクの部下たちを撃退し、ペク・チョルは気を失っているジュンを連れて逃げ出す。その後ギソクは、ファン・マンデとイ・チョンチャンが共謀したことを知る。彼は後を引き継ぎ、マダム・チェと取引を継続する。