億千年を越え、かつて恐竜たちを絶滅させたデーボス軍が動き出した。人々を襲うゾーリ魔に、一人の青年が立ち向かう。彼の名は、桐生ダイゴ。世界中を旅し、“キング”と呼ばれている男だ。人々を守るため戦うダイゴの姿を見ていた賢神トリンは、ダイゴに銃を渡す。そこに獣電竜・ガブティラが現れゾーリ魔を一掃。ガブティラはダイゴを気に入ったようだ。
ついに5人そろったキョウリュウジャー。ダイゴは、お互いを知りあうために5人で修業をしようと提案するが、4人に断られる。翌日、妹・優子 (木下あゆ美) と姪・理香 (綱本菜々美) と博物館を訪れたノブハルは、執事のジェントル (島津健太郎) と博物館に来ていたアミィとともに、木で恐竜のオブジェを作っているダイゴに遭遇する。
アミィの働くファミレスで、いつものようにクリームソーダを注文するソウジ。そこに、ソウジの父・源流 (春田純一) が乗り込み、強引にソウジを連れて帰ってしまう。ソウジは、戦国の時代から続く必殺剣の家系“立風館”の跡継ぎ。しかし、源流は、最近のソウジの剣は凶暴な獣のように荒々しくなり、このままでは跡継ぎとしてふさわしくないと考えていた。
ある日、イアンは宝石店を襲うマントの怪人に遭遇。イアンには、怪人のマントに見覚えがあった。怪人の正体は、デーボモンスター“デーボ・ドロンボス”。レッドたちも駆けつけ応戦するが、マントで全て攻撃をかわされ、レッドがドロンボスに捕えられてしまう。レッドは自分にかまわず撃てと言うが、ブラックは引き金が引けず、ドロンボスを逃してしまう。
ダイゴたちは、特殊な力を持つガーディアンズの獣電池をテストすることに。ところが、マイペースのイアンと、真面目なソウジはぶつかってばかり。そんな中、おいしいケーキを作るデーボモンスター“デーボ・バティシエ”が出現。キャンデリラの指揮の元、喜びの感情を集めていた。ところが、ケーキを食べた人々が虫歯になり、苦しみ始める。
暴れ出したアンキドンの体内には、太古から恐竜たちを苦しめた、病気を操るデーボモンスター“デーボ・ウイルスン”がいた。ウイルスンは中世の時代にも一度復活し、ラミレスとアンキドンによって粉々に粉砕された。しかし、その破片がアンキドンの体内にとりついて、五百年以上の時をかけて増殖していたのだ。なんとか倒さなければ、抵抗を続けているアンキドンが力尽きてしまう。
竜星涼
Daigo Kiryu/Kyoryu Red
斉藤秀翼
Ian Yorkland/Kyoryu Black
金城大和
Nobuharu Udo/Kyoryu Blue
塩野瑛久
Soji Rippukan/Kyoryu Green
三条陸
脚本