公務員試験に落ち続け、就職浪人6年目のド･ヨンシク。占い師のキム兵長ことジェニファーに、“立つべきものが立たない”と予言される。泌尿器科医のイ･ルダは、裕福でイケメンな精神科医ド･ジヒョクとつきあっているが、意地っ張りで自信家のジヒョクにあきれ気味。最高ランクの彼氏のはずなのに、初恋の人のほうがステキに思える。そんなルダと、自分は負け組だと思っているヨンシクが、運命のいたずらでなぜか出会うことに!

慌てて病院を飛び出したヨンシクは携帯電話を落とし、その携帯をジヒョクが拾う。妹のイ･ルリにヨンシクについて調べることを提案されたルダは、ヨンシクが住んでいると思われる住所の辺りを訪ねる。ヨンシクを見つけたルダは、彼をブランチに誘う。久しぶりに会うルダに見栄を張って、思わず嘘をついてしまうヨンシク。その頃、ルダの財布を届けに来たルリに会ったジヒョクは、ルダが会っている相手がヨンシクだと気づく。

ヨンシクをカップルマッサージ店に連れてきたルダは、ヨンシクの元カノのヒジンの前で、聞こえよがしに彼を褒めちぎる。ヨンシクとヒジンの間に気まずい空気が流れるが、ルダはお構いなし。いいことをしたと満足げなルダに、ヨンシクは…? 病院のエレベーターでルダに会ったジヒョクは、ヨンシクとの話を聞いて、ルダと出会った頃を思い出す。それは9年前、2人がまだ大学生の時のことだった。ルダとの関係を見直すジヒョク。

ルダとジヒョクに賭けのネタにされたことに傷ついたヨンシクを、ジェニファーは一緒に酒を飲んで優しく励ます。勢い任せだった自分の行動をヨンシクはひどく後悔するが、後にはひけず、ルダの病院に患者として再び治療を受けに行くことに。すると、ルダが提案してきたのは、専門医のジヒョクに心理治療を任せることだった。ヨンシクのピンク色への執着がいつから始まったのか、ジヒョクによる診療で徐々に明らかになっていく。

ヨンシクの母と一緒に店に来てヨンシクの陰口を言っていた母の友人たちは、ある人物の突然の登場に驚く。ヨンシクの母はうれしさを隠せない。ジヒョクは、謝ってくれたらラーメンでもよかったというルダの言葉を1人で思い出していた。ヨンシクの家に来たルダは、ヨンシクの手作りラーメンをごちそうになる。ラーメン作りが得意なヨンシクだが、果たしてその味は…? 翌日、ルダと一緒にヨンシクの診療を終えたジヒョクはルダを食事に誘う。