自分の体に魂魚が融合したことも、溟主と呼ばれることも、越祈自身は全く身に覚えがないが、啓元宗の聖宣は2人を知っているようだ。溟主という過去への糸口を掴んだ2人は、さらに多くの糸口を掴むため...。

洛家への怒りが収まらない越今朝は、洛昭言たちを置いて落日村にたつ。しかし、越祈のわがままで結局、彼らと共に旅をすることに。道中、ある男が啓元宗に虐げられていたので救おうとするが、越祈たちは手こずる。

越今朝と似ている扁絡桓に初対面の時から親近感を覚えていると、越祈は洛昭言に打ち明ける。そんななか、洛昭言は熱海について知っているかと探りを入れるが、越祈は越今朝の言いつけを守り知らないフリをする

毒で重症に陥った越祈を解毒するため、扁絡桓は誓いを破り禁断の術を使用。越祈は無事に回復したが、聖宣かもしれない扁絡桓が越祈を救ったことで越今朝たちの疑念は深まる。洛昭言は扁絡桓の素性を探ろうと...。