その冬、風が吹く

兄のオ・ス（イ・ジェウ）からの手紙を受け取ったオ・ヨン（ソン・ヘギョ）は、今までワン秘書（ペ・ジョンオク）が、オ・スの手紙を抜き取っていた事実を知る。手紙に書かれていた住所に兄のスを訪ねていくが、そこで兄と同じ名前のオ・ス（チョ・インソン）に出会う。

チャン弁護士（キム・ギュチョル）はオ・ス（チョ・インソン）のもとを訪ね、たった一人の妹ヨンが待っていると伝える。オ・スは一瞬慌てるが、チャン弁護士が捜しているオ・スのふりをする。オ・ヨンは兄のふりをして訪ねてきたオ・スに冷たく接するが・・・

オ・スが1年前に手紙を読んでくれた男だと気付いたオ・ヨンは、彼が本当の兄なのか確認しようとする。オ・スはヨンが持ってこいという思い出の品を見つけるため、死んだ本当の兄のス（イ・ジェウ）の遺品をくまなく捜す。

オ・スは、秘密の部屋の中で兄のス（イ・ジェウ）とヨンの子供の頃の思い出が詰まった写真を発見する。一方、ヨンはチャン弁護士に、無条件で全財産を福祉館と兄のスに譲渡するという遺言書を書きたいと言うが・・・

オ・ス（チョ・インソン）は、ヒソン（チョン・ウンジ）の姉ヒジュの命日であることを忘れてヨンとバイクに乗って海へ遊びに行く。一方、ムチョル（キム・テウ）は、オ・スの前に現れて劇薬を渡し、お前が飲むか妹のヨンに飲ませるかどちらか選べと脅迫する。

ス（チョ・インソン）とヨンがひとつのベッドで寝ているのを見て腹を立てたヒソンは、ヨンに兄のスが目の見えないお前を利用して詐欺を働くだろうと言う。ヨンは婚約者のミョンホ（キム・ヨンフン）とのデートの途中でスに電話をかけ、今が私を殺すタイミングだと言うが・・・