だんちがい

団地で暮らす仲野晴輝は、姉の夢月と3人の妹、弥生、羽月、咲月との賑やかな毎日を送る。ある朝、こたつで寝ていた晴輝と弥生は、幼い羽月と咲月に起こされる。騒がしい兄妹の様子に、長女の夢月が厳しい一言を放つ。

団地で暮らす仲野家の日常。双子の羽月と咲月が「家族の観察日記」という宿題に取り組む。兄の晴輝や姉の弥生は、自分たちのことがどのように書かれるのか気になって仕方がない。

仲野家の面々がスーパーへ買い物に出かける。夕食のカレーの材料と来週分の食材を調達する中、晴輝と弥生は米の運び方で意見が対立。試食コーナーでは、羽月と咲月が大活躍し、カレールー選びでは意外な主張が飛び出す。

仲野家の長男・晴輝が帰宅すると、末っ子の咲月が漫画を心待ちにしていた。漫画を巡る兄妹のやり取りや、咲月がアニメの放送時間を正確に察知する不思議な能力が描かれる。

団地で暮らす仲野晴輝には、姉と妹がいる。中間テストを控えた妹の弥生は、勉強の悩みを抱えていた。姉の夢月は教え下手なため、晴輝が弥生の勉強を見ることに。しかし、弥生の学力には意外な弱点があった。