裕福ではない家庭に生まれたキム・ヒウは、高校時代に両親をひき逃げ事故により失う。心身共に強くなるために格闘技を身に付け、2浪して韓国大学法学科に入学し、司法試験に合格する。検事になったヒウは、法と正義があれば全ての悪を裁けると信じ、政界の大物であるチョ・テソプに立ち向かうが逮捕を目前に殺害されてしまう。死の淵で冥土の使いに出会い、テソプを捕まえることを条件に2度目の人生を与えられる。
冥土の使いに生き返らせてもらったヒウはテソプを捕まえる準備をするため高校生に戻る。過去の出来事は実際に起こっているが、2度目の人生を送るヒウは、ひき逃げ事故から両親を守り、ギュリを薬物の過剰摂取から救い過去を変えていく。そして受験勉強も前の人生よりも順調に進み、1浪で韓国大学法学科に合格する。過去を変えたことにより、前の人生では出会わなかったイ・ミンスやキム・ヒアとの出会いも果たす。
“競売の神”と呼ばれるウ・ヨンスと出会ったヒウは競売の秘けつを習い、父の会社の倒産で競売にかけられたギュリの家を落札する。そのおかげでギュリは無事に大学に通い始める。ヨンスが物件を買い集めた地域は予想どおり再開発されることになる。テソプは人を使ってヨンスの不動産を奪って彼を消そうともくろむ。前の人生でヨンスの事件を知っていたヒウは、彼を守るために一夜で全ての物件の処分をするように勧める。
韓国大学で開かれたテソプの講演を聴きに行ったヒウは、テソプの側近として働く冥土の使いのハン・ジヒョンと再会する。ミンスの友人のムン・ソンファンはハハトークを開発し、チョンハテレコムのプロジェクト公募に応募する。チョンハテレコムの社長キム・チャニルが個人的にソンファンと接触し、その技術を奪って私腹を肥やそうとするが、同じくハハトークを奪おうとたくらむテソプに自殺と見せかけて命を奪われる。
2度目の人生でテソプに地獄を見せるため、着々と新たな仲間と知り合い過去を変えていくヒウ。勉強を教えたキム・ハンミは漢江大学に合格し、えん罪事件で父親の無実を証明したパク・サンマンは韓国大学コンピューター工学科を卒業してヒウの右腕となる。7年後、研修院を首席で卒業したヒウは検事としてキムサン支庁に赴任する。支庁長をはじめ、のんびりしたムードが漂う中、ヒウは過去の事件について調べ始める。
ヒウたちがキムサン支庁で地元公務員らと暴力団の癒着について捜査を進めると、麻薬取引と人身売買についての疑惑も浮かび上がる。ヒウは記者になったハンミに情報を提供し、報道を通して世間に広めてもらう。そしてソウル中央地検のキム・ソクフン次長を訪ね、検事総長候補と言われながら目立った功績のない彼に事件解決の手柄と交換に、チョン支庁長とチ・ソンホ検事と自分の3人をソウルに呼び寄せるよう提案する。
イ・ジュンギ
Kim Hui-u
イ・ギョンヨン
Jo Tae-seop
キム・ジュヨン
Kim Hui-a
チョン・サンフン
Lee Min-su
チェ・グァンイル
Kim Seok-hun