キケンな女刑事 バック・トゥ・80ｓ

頭に銃弾を受け、1981年にタイムスリップしたアレックス・ドレイク警部補。そこで彼女が出会ったのは、ジーン・ハント警部。以前、同じくタイムスリップしたサム・タイラーの報告書に登場した人物だった。自分が昏睡状態に陥っていると考えたアレックスは、2008年に自分を撃ったレイトンを逮捕すれば、現実の世界に戻れると考える。ジーンたちの力を借り、レイトンの犯罪を暴こうとするアレックスだったが・・・

1981年の世界から脱出できず、現実逃避に走るアレックス。ハンサムなサッチャー支持者をデロリアンでデートし、自分の母親キャロラインとの再会も果たす。一方、ロンドン警視庁刑事部は、チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚に向け、緊迫した空気に包まれていた。しかし、そんなジーンたちの神経を逆なでするかのように、爆弾をくわえた犬が爆死するという奇妙な事件が起きる。その犯行声明文には、実在しない組織の名が書かれていた。

兵器研究所の警備員マーティン・ケネディの遺体が安置所から消えた。アレックスは、ケネディが政府の秘密を探るスパイだと考えるが、ジーンは、殺人の動機は金かセックスか女だと言って譲らない。政治団体RWFとケネディとの関係が明らかになる一方、アレックスの母親キャロラインが容疑者として浮上。ケネディの作業場から見つかった写真には、アレックスの知らない母親の姿が写し出されていた。