運命が導く戦いの旅路へカイル王が魔王アングムンドを葬り去って100年。平和な時代に見習い騎士のカーセルは生きていた。だが、魔族が近隣に現れたとの知らせからカーセルの運命が動き始める。大賢者に導かれ、頼れる仲間を得たカーセルは旅立つ。封印されし聖剣を求めて・・・
エピソード1
月夜に蠢く魔物たち
人間国家オルベリアの王・カイルにより、魔王アングムンドが葬られてから100年――。守護騎士団に所属する見習い騎士 カーセルは、大切な人すべてを守れる騎士となるべく、先輩のクラウスに教えを請い、日々修練を積んでいた。そんななか、オルベリアの王の森で ぼされたはずの魔族が出現したとの知らせが入る。クラウスの部隊が魔族の調査隊として森へと派遣され、カーセルは健闘を祈りながら帰還を待つが……。
エピソード2
明かされる真実
仲間たちを助けたい一心で、カーセルは幼馴染で神官のフレイと共に王の森へと旅立つ。しかしふたりが森で目にしたのは、仲間の無残な遺体と、クラウスの盾だった。絶望するカーセルたちの前に突如魔族の一団が迫るが、オルベリアの傭兵として雇われた「ブラックエッジ」に救われる。見習い騎士である自分の無力さに、悔しさを滲ませるカーセル……。するとそこへ、クレオと名乗る魔法師と、彼女の護衛をするロイが現れる。カーセルとフレイを探しに来たというクレオたちは、ある場所へとふたりを導くのだった。
エピソード3
先人の遺したもの
カーセルとフレイは、クレオたちに連れられて、雲間に浮かぶ巨大な島 「賢者の塔」へとやってきた。ふたりを呼び寄せたのは、オルベリアの魔法師にして大賢者であるドミニクスだった。そしてカーセルはドミニクスから、信じ難い、重大な真実を知らされる! それは今を遡ること100年――。世界侵略を企み人々を襲う魔族を殲滅するため、オルベリアのカイル王は、エルフやオークの国家と同盟を集結。そしてカイル王は、光の女神ルアから授かった聖剣エアで、魔族を統べる魔王アングムンドと対峙するが……!?
エピソード4
エルフの棲まう森
自らの出自を知ったカーセルは、聖剣エアを手に入れたいと、強く願うようになる。そして聖剣エアの封印を解くひとつ目の鍵を求め、エリドラの森の大賢者・ローレインに会うため、カーセルはフレイとクレオ、ロイと共にエリドラの森へとやってきた。そこへセレネと名乗るエルフの少女が現れ、カーセルたちをローレインのもとへ導いてくれるという。だがカーセルたちは、途中でセレネとはぐれてしまう。エリドラの森は、別名「迷いの森」。エルフやトレントが悪さをして旅人を迷わせることで有名だったのだ……。途方に暮れるカーセルたちの前に、小さなトレントが現れる。
エピソード5
聖剣の力
聖剣エアの封印を解く最初の鍵を得るために、エリドラの森を訪れたカーセルたちの前に現れた大賢者ローレイン。しかし、ローレインはすぐに聖剣の封印を解くことはせず、セレネを呼び出し「カーセルが聖剣エアの力を得るに相応しい人物か?」を訊ねたのだ。魔族の出現により、犠牲になったトレントを目の当たりにして暴走するカーセルを見たセレネは、どんな答えを出すのか…。
エピソード6
炎の使い手
無事に聖剣の最初の封印を解いてもらったカーセルたちは、2番目の封印の鍵を持つオークの族長、エアトラに会うためにオーグリア山を目指して旅を進めていた。途中、休息と補給のために立ち寄った観光都市ホルトシュテンは、クレオが前に本で読み、行ってみたいと憧れていた街の一つで、観光気分に浮かれ始めるのだが…!?
石川界人
加隈亜衣
小澤亜李
河西健吾
鈴木崚汰
南條愛乃
Jonathan Klein
ジャスティン・クック
マイケル・ハーコート
Deborah Crane
Marissa Lenti