人気料理家のコウケンテツさんが、“100年後に残したいニッポンの食”をテーマに、「命を支える食」に真摯(しんし)にむきあう人々と語り、味わい、食べ物の価値を再発見していく。(C)NHK
EPISODE 17
早春の恵みを満喫!房総半島 <前編>
百年先まで残したい日本の食を探す旅、今回は房総半島を縦断。日本三大朝市に数えられる勝浦の朝市。九十九里のとれたてイワシに、独特の立て縄釣りで深海から釣り上げるキンメの漁師飯。「落花生革命」が起きたといわれる新品種のピーナッツ。ローカル線では名物の手作りたこ飯や、断面の美に驚く太巻きずしに出会う。元ひきこもりの青年が作る極甘レンコン、江戸時代のおもしで発酵させる醤(ひしお)まで、多彩な食文化に驚く。[SPCL](C)NHK
EPISODE 18
早春の恵みを満喫!房総半島 <後編>
EPISODE 19
真夏の味覚を満喫!岩手
震災後、岩手に毎年ボランティアに訪れていたコウさんが、久々にゆかりの人々と再会する。復興のシンボルにと、有志が一から養殖に取り組んだ大槌サーモンや、とれたウニを余さず食べようと始まった絶品家庭料理を味わう。夏でももちを食べる「もち王国」一関では、珍しいもち料理を初体験。遠野では5mの竹馬に乗りホップの手入れをする77歳にびっくり。地ビールと名物ジンギスカンのお礼に、とっておき料理を披露する。[SPCL](C)NHK
EPISODE 20
豊かな秋を味わう!大分
「から揚げの聖地」中津。家族にも教えないという秘伝の味付けと、その継承をめぐる物語とは?“大分のUSA”宇佐では、上海ガニの近種を殻やミソごと砕いて作る「がん汁」の美味に驚く。日本一の湯量と源泉数を誇る別府温泉では、湯治宿の“地獄蒸し”。「荒城の月」で知られる山間の城下町・竹田では、1匹の魚を、骨とウロコ以外食べつくす「頭料理」。さらに生のままでも食べられる極上しいたけを、コウさんがフレンチにNHK
EPISODE 21
冬の日本海を味わう!島根
料理研究家コウケンテツが100年先まで残したい日本の食を求め冬の島根県に! 復活したサルボウガイの煮つけや魚介のすき焼き、伝統食「サバの塩辛」「うずめ飯」までNHK
EPISODE 22
沖縄 サンゴ礁と森が育む島の宝
料理研究家コウケンテツが出会う「百年残したい沖縄のゴハン」。厳しく豊かな大自然に抱かれた人々の命との向き合い方、そして祈り。食を通して見えてきた島の暮らしとは?[SPCL](C)NHK