考古学者エマ・フィールディングは、17世紀の入植地の発見に向け、発掘調査をしていた。ポーリーンや、懐かしい元恋人のウィルとの再会に喜んでいるエマの元に、大学の学部長であるトニーが訪れる。視察にやってきたトニーを連れて、発掘現場を案内していると、土の中から地元漁師オーギーの遺体を発見され、エマは殺人事件に巻き込まれていく。

エマは、昔の同僚であるアデルから、政府が歴史保護のために買い取る予定の、チャンドラー城の調査を依頼される。アデルは、現在調査を行っている風変わりな考古学者ウェブスター教授を信用しておらず、また、屋敷から発掘された貴重な美術品が多数紛失していることもあり、万が一に備えてエマにも声をかけたのだった。エマは、骨董品の盗難事件を多く扱ってきたFBI捜査官ジム・コナーを呼び、一緒に調査を開始する。

エマが働いているケンザー大学では、多くの考古学者が集まり、研究結果を発表するASAA（アメリカ考古学協会）総会が始まろうとしていた。ところが、総会の開会ディナーの途中で警報が鳴り、エマの最新の発見である頭蓋骨が博物館から盗まれてしまったことがわかる。その後ディナーが再開されるも、ASAA会長のアルシア・ハリソン教授がスピーチしようとしたその時、彼女は突如ステージの上で倒れてしまう。