スゴ腕どうぶつドクター

ドクター・ポールのもとに、「馬が死にかけている」と、助けを求める緊急電話が入る。馬は脊髄を損傷している。コルチゾン注射で救えるだろうか？ドクター・ポールのもとを訪れていた息子のチャールズは、忙しい父を手伝うため、滞在を延長することにした。

まずはドクター・ポールは、食欲をなくしてしまった警察犬を診察する。原因を突きとめるためにいくつもの血液検査を行うが、任務の中で毒物にさらされてきた結果、がんを発症したのかもしれない。さらに、腸の不調と神経疾患を患う２頭の老馬のもとへと向かう。病のせいで安楽死の危機にさらされているという。

農場から呼び出しを受けたドクター・ポールは、羊たちの血液検査を行う。治療法がなく、しかも感染力の高い進行性肺炎の疑いがあるのだ。だが、羊はおとなしく採血させてはくれない。ドクター・ポールと息子のチャールズは、羊たちとの格闘を繰り広げることとなる。

餌を食べなくなり、やせ細ってしまったヤギ。ドクター・ポールはヤギを診察し、寄生虫がいることを疑う。そして、コクシジウムと呼ばれる原虫の一種が原因だったことを突き止める。これは動物の腸に寄生するやっかいな虫だ。さらには、車にひかれたフレンチブルドッグが動物病院に担ぎこまれる。

その日は動物と飼い主でぎっしりの待合室から始まる。まずは宿題を食べてしまうという犬。好奇心旺盛な犬はリングノートのワイヤーを歯茎に詰まらせている。麻酔をして、すばやい動きでドクター・ポールは安全に金属を取り除く。その後、ドクター・ポールが患者を相手に忙しくしているときに竜巻警報が鳴りはじめる。