ソウルの名門クァンヒ大学病院。院長に就任したパク・ジェヒョンは、新設予定の心臓血管センターをVIP対応にし、病院の利益を上げようと考えていた。そのため、まずは胸部外科へスター医師を呼ぶことで多くの患者を集めようと画策する。 その頃、韓国初の心臓移植手術を成功させるも、上司の医療ミスを指摘してクァンヒ大学病院から地方の第二病院へと左遷された医師チェ・ガングクは、田舎での暇な生活に不満を募らせていた。 ある日、ケガをしたガングクは、近くの病院で若き研修医イ・ウンソンの手当てを受ける。するとそこへ急患が運ばれてくるが、頼りないウンソンを見兼ねたガングクは、思わず彼に代わって応急処置をする。一方、実は医師であったガングクの的確な治療に感動したウンソンは、胸部外科医を志すことを決意。また、クァンヒ大を首席で卒業した研修医ナム・ヘソクも、父親であるパク院長の反対を押し切り、人手不足で過酷な胸部外科へ進むことを決める。こうしてウンソンとヘソクの2人だけが、クァンヒ大の胸部外科レジデントに志願した―。 その夜、偶然、交通事故を目撃したウンソン。患者の危険な状態を察知した彼は、以前ガングクが施した方法と同じ応急処置を試みるが・・・。