絶滅の危機に瀕した人類を救うという伝説の救世主を探し出し、連れ帰るという途方もない旅を続ける超大型の宇宙戦闘母艦アルゴノート。ディアネイラ姫の導きのもと、わずかな痕跡を頼りに辿り着いた惑星オロンで、救世主の波動を確実に感じたディアネイラは惑星降下の決意をする。そこは荒廃した地表と朽ちた惑星移民艦のみが存在していた。
青銅の種族との戦闘ののち、エイジを救世主としてアルゴノートに迎えることになった。歓迎式典において、ディアネイラは12の契約をエイジと結ぼうとしたが、エイジは何の興味も示さずに行方をくらましてしまう。人類の常識を理解していないエイジにクルーは戸惑い、理解しようとするが、常識外れな行動に驚かされることになる。
エイジに教育を施そうとしたディアネイラたちであったが、当のエイジはマイペース。カーゴエリアで見つけた塗料で絵を描くエイジに周囲のクルーは興味を示し、ノドスであっても同じ人類であると認識する。一方、ベルクロスの力を試そうと銀の種族パエトーが追撃に入り、迎撃に出撃するイオラオスはパエトーと対峙する。
物資補給などのため、数多のスター・ウェーが集中する「中立なるターミナル・プラネット」惑星ティターロスに入港するアルゴノート。ノドスの一人であるカルキノスがティターロスに到着し、エイジに接触する。カルキノスは「ともに戦うべき仲間」としてエイジをいざなうが、エイジはそれを拒絶する。
化身せずに戦うエイジとカルキノス。イオラオスは、突然現れたカルキノスが銀の種族の側のノドスであることを知る。エイジとカルキノスはノドスへと化身し、出来るだけティターロスを破壊しないように戦おうとするが、青銅の種族がティターロスへと侵攻してしまう。それを防衛するために出港するアルゴノートだったが…。
ディアネイラとアルゴノートは、人類圏へエイジを送り届けるべく、ティターロスを飛び立つ。だが「五人目のノドス」の報とティターロスの戦火を知った周辺の星々の民は、どこもアルゴノート寄港を拒む。ディアネイラは、再びスターウェーから外れ、人類圏までの道を自ら切り開くことを決断する。そしてそれは苦難の道のりを意味していた。
矢崎広
Age
石川由依
Dhianeila Y Leisha Altoria Ol Yunos
冲方 丁
制作者