社会人1年目の恩村優希は映画を観終わった後、言葉少なにポップコーンを食べ続ける徳永広海を切なく見つめている。やがて空になったポップコーンボックスを優希は捨て、広海と出会った頃の人生の日記を読み返す...。
優希は、保険会社に就職した和田虎之介とファミレスで会う。そのファミレスでのささいな出来事から、優希は人生の日記を読み返す。2年前の6月のある夜、優希は翌日の大学に備え荷物の確認をしていて...。
優希の部屋に仕事帰りの白石まひるが訪ねてくる。気を許しあう仲ならではのリラックスした時間が流れ、優希の口からはついあくびが。その姿に懐かしさを感じるまひるにつられて、優希も人生の日記を読み返す。
優希のもとに長谷川愛莉から、「そろそろ保証が切れる頃かなと思って...」という意味深なメモと、優希を描いた1枚の絵が届く。予想もしなかった愛莉からの贈り物に、優希は動揺を覚えつつ、人生の日記を読み返す。
愛莉と久々に電話で話した優希は、愛莉から似顔絵を描いている時の気持ちを打ち明けられる。電話を切った後、愛莉の言葉に触発され、広海の似顔絵を描き始める優希だが、その手はすぐに止まってしまい...。
ある日、優希は勤務する高校で、生徒から喧嘩した彼氏が送ってきたハンドサインの謎を解いてほしいと相談される。生徒はその意味がわからない様子だが、優希は指の形と状況から、彼氏の伝えたかったことを理解し...。
清原果耶
出演者
佐野勇斗
吉川愛
見上愛
望月歩