無数の銀河生命体を従え、宇宙の帝王を自称する邪神ゴア。彼は太古の昔、そのゴアと対をなす聖なる力マグマによって封印された。そして、悠久の時を経た現在、繁栄する日本の陰で謎のエイリアン群が暗躍、それは現代へのゴア復活の予兆を告げていた。そんな中、地球規模の大事件へと運命的に巻き込まれていく新聞記者・村上厚とその妻・友子、そして息子のマモル。彼ら一家の前に、今、黄金の巨神マグマが復活した。
エピソード1
我が名はゴア
新聞記者の村上厚は、友人の飛鳥文明から奇妙な呼び出しを受ける。だが彼が駆けつけると、文明は娘である未来の眼前で化け物に消されていた。失神した未来を保護する村上。だが、彼女を見守る村上の息子マモルは「鬼」を目撃して…。
エピソード2
黄金の巨神
無数の光が集結し、黄金の巨神=マグマが降臨、ゴアの円盤を退却させた。それでもマグマを認めないと罵倒し、号泣するマモル。そんな彼に地球の守護神アースは『命の記憶』を見せ、マグマとともにゴアに立ち向かえと諭すのだった…。
エピソード3
静かなる侵略
事件の翌朝、村上は怪円盤の記事を編集部に送る。だがそれは黙殺された。憤る村上はマモルから聞いたゴアの存在を掴むため、後輩関田とともに現場へ。しかし二人を謎の大男が尾行する…。
エピソード4
二人のマモル
ゴアはマモルを拉致し、地球を傷つけた人類を滅ぼす手始めに、彼の住む町もろとも人間モドキにすり替えたと嘯く。だがその眼前でマモルが変身。アースがマモルの身代わりとして作った少年ロケット人間のガムだったのだ…。
エピソード5
国家の思惑
村上一家を保護したのは、防衛庁情報局の面々だった。ゴアやマグマの秘密を知るため、マモルの記事を調べ始める情報局。一方、国東次長はゴアの使徒らしき紅いコートの女と接触。マグマこそ地球を滅ぼす魔人である、という彼女の忠告に半信半疑となるが…。
エピソード6
疑惑の戦士マグマ
村上はペンダントからある神社のネガ写真を見つけ、ゴアの手がかりと考えた。だが、友子もなぜか眼を怪しく光らせる。マモルを問いただす国東次長。すると、破壊され調査されていた筈のゴアのロボットが再起動し暴れ出す…。
菊池正美
うえだひでひと