離れ離れで魔法世界にたどり着いたネギたちを描いた、OADシリーズ第2弾。「Extra」として夕映が主役のエピソードもアニメ化され、全5話がつくられた。オープニングの絵コンテを、原作者の赤松健が自ら担当したことも話題に。
エピソード1
壊滅!? ネギ・パーティ!!
故郷のウェールズに戻ってきたネギは、ネカネや魔法学校の校長といった懐かしい人々としばらくぶりに再会する。そして彼らに見送られながら、ネギたちはゲートを使ってついに魔法世界へとやって来た。だがそこに、かつてネギたちと敵対したフェイトが現れて、いきなり攻撃を仕掛けてくる。強力なフェイトの一行に対して、ネギたちもどうにか応戦するものの、最後は強制転移魔法によって離れ離れにされて、魔法世界の各地へと飛ばされてしまう……。
エピソード2
探すぞ僕の仲間たち!
ネギが目覚めると、そこはジャングルの中だった。安否が確認できる仲間は、同じ場所に飛ばされた茶々丸だけ。ネギは一刻もはやく仲間たちを探そうと、体調の悪さをおしてジャングルを強行軍で進んでいく。そして道中で茶々丸に助けられつつも、比較的近くをさまよっていた千雨となんとか合流する。しかしそれまでの無理がたたってか、ネギは高熱で倒れてしまう。そんなネギの前に小太郎が現れるが、なぜか小太郎はネギに戦いを挑んでくる。
エピソード3
新・師弟コンビ誕生
ネギと小太郎は、グラニクスの闘技場で拳闘士として戦っていた。みんなで元の世界に戻る近道として、廃都オスティアで開催される拳闘大会への出場をめざすためだ。そんな折、彼は街中でカゲタロウと名乗る人物から戦いを挑まれる。思わぬ強敵を前に深手を負ってしまうネギだが、そこに現れたかつての父の仲間ラカンによって戦いは中断され、ネギはその場を救われる。自分の実力不足を痛感するネギは、強くなるためにラカンへの弟子入りを志願する。
エピソード4
父の道か、師の道か!?
ネギは更なる力を手に入れるために、かつてエヴァンジェリンが編み出した禁呪「闇の魔法」を会得しようと決意する。でもそのためには、過酷な試練を乗り越える必要があった。ネギは気を失い、幻想空間でエヴァンジェリンから攻撃を受け続けるが、そのたびに現実のネギの体も血を吐いて傷を負う。千雨が懸命に看病をするが、ネギは目覚めないまま時間だけが過ぎていく。ネギは試練を乗り越えて「闇の魔法」を自分のものにできるのだろうか?
エピソード5
魔法少女ユエ◇ ※文中の◇はハートマークとなります
アリアドネーの魔法騎士団候補生ユエは、ある日の授業でナギ・スプリングフィールドという人物の写真に妙な引っ掛かりを覚える。アリアドネーに来る前の記憶を失っているユエは、そのナギにそっくりな拳闘士がオスティアの拳闘大会に出ると知り、記憶を取り戻す手がかりを求め、オスティアに行きたいと考える。そしてちょうどそんな折、オスティアで行われる記念式典に、候補生の中から2人を選抜して、警備の任務に就けるという発表があった。