ハルクは親友のリック･ジョーンズとともにニューメキシコ州ヴィスタ･ヴェルデ近くの古い軍事基地にこもって生活していた。世間からは緑の怪物と恐れられているハルクだったが、リックは彼のヒーローとしての一面を紹介しようと撮影を進めていた。そんなある日、ヴィスタ･ヴェルデ上空に謎の巨大な渦が現れ、中央に開いた穴からネガティブ･ゾーンの征服者のひとりアニヒラスがハルクによく似た戦士スカーを送り込んできた。

ハルクたちはニューヨークでネガティブ･ゾーンのエネルギーを感知し、ジェットで現場へ。ハルクはチームメンバーにお互いに協力するよう言うが、みんなはそれを拒否。それぞれに私物を荒らされており、皆が疑心暗鬼になっていたのだ。現場へ降りたつと、そこへネガティブ･ゾーンの支配者の1人、「ブラスター」が襲いかかってくる。だがアイアンマンが現れ、ハルクたちは危機を逃れる。彼は救助要請を受けて来たというが…。

ハルクはスパイダーマンをポーカーゲームに誘う。ファンタスティック･フォーのシングやスマッシュ･ヒーローズと共にポーカーを楽しんでいると、謎の探査機が襲撃してくる。抵抗もむなしく、ハルクとスパイダーマン以外の全員がさらわれ、宇宙船へと瞬間移動させられてしまう。ハルクとスパイダーマンは宇宙船に潜入。そこで見つけたのはカプセルの中に閉じ込められた地球のヒーローたち。敵は標本採集に執念を燃やすコレクターだ。

ヒーローズが休火山でフリークライミングの訓練をしていると、突然火山が噴火。ガンマベースへ戻り調べたところ、地球のあちこちで火山が噴火していることが判明。一連の噴火の原因が南極にあることが分かる。ハルクたちは南極に位置する恐竜の住みか、サベッジランドが怪しいと踏み、ジェットで向かう。南極へ近づくと、レーザーを装備した翼竜たちが攻撃を仕掛けてきた。指揮を執るのは半人間･半プテラノドンのソウロンだった。