ウンハ大学の心理学科に通うユ･ウノ。彼女との交際も順調で幸せだったある日、雨の降る夜 突然彼女から別れを切り出される。ショックのあまりぼう然と歩いていると背後から何者かに襲われ、同時に雷に打たれ意識を失う。しかし病院で目が覚めた時、自分にはある能力が身に付いていることに気付く。それは“右手で触ると女性の本音が聞こえる”というものだった。

特殊な能力で女性をとりこにするウノ。女性の本音が分かることに嫌気がさしていたが、ただ1人心に闇を持つイェリには、この能力が通用しない。イェリは人前で男性に告白されると別の人格が現れるという二重人格者。恋をしないウノと恋ができないイェリ、2人はいがみ合いながらも互いの存在が気になり始める。

いがみ合いながらも互いの存在が気になり始めるイェリとウノ。偶然 出かけたイェリの故郷でウノはイェリが恋愛できない理由を知ってしまう。一方、3年前に起きた“浴槽連続殺人事件”の犯人が、自分を襲った通り魔ではないかと疑い始めるウノ。果たして、その真相は…?

順調に交際をスタートさせたウノとイェリ。別人格の出現を恐れ交際していることは内緒にしようとイェリはウノに提案する。そんな中、2人の周りで次々と不可解な出来事が起こり始める。そして秘密にしていた2人の関係が周囲に知られ、ついに恐れていた別の人格がイェリの中から現れ出す。

イェリの中にいるもう1人の人格、“ハン･ジュリ”と対面したウノ。最初は戸惑いを隠せなかったがイェリが二重人格者だと知り、彼女を理解しようと努力する。一方 3年前に突然失踪したイェリの恋人、そして夜中にイェリを襲った黒い影… 不可解な人物や出来事が次々とウノとイェリの前に現れる。

犯人が捕まり不可解な事件はようやく一段落したと安心したウノとイェリ。しかしその犯人だと思っていた人物には犯行の時刻、確固たるアリバイがあった。再び犯人捜しが振り出しに戻る中、再びウノに黒い影が忍び寄る。