リパブリック沈没船の謎と財宝 ～一攫千金トレジャー・ハント～

マーティンは疎遠になっていた息子グラントと共に、家族崩壊の原因となった沈没船の探査に再び乗り出す。そして沈没船リパブリック号の謎を解明する最後のチャンスに挑む。さらに推定10億ドルの価値があるという船に積まれた財宝の所在を探るべく、この探査のために優秀な人材を集め、最強の布陣で臨んでいく。

マーティンは、リパブリック号に乗船していたリンチ夫妻について語る。出港前、妻のメアリーは旅の末路を予感し、夫や友人たちに不安を漏らしていたという。一方、チームはいよいよ金庫室の探査に向けて動き出す。新人ダイバーのマークが初めて混合ガスでの潜水に挑むが、そこで命に関わる重大なアクシデントが発生する。

ダイバーの奇跡的な生還に安堵するチーム。だが状況は深刻で、減圧チャンバーでの治療が続く。そんな中、新たに船のトラブルが発生し港へ戻ることを余儀なくされる。悪化していく状況に、1987年の探査の失敗を思い出すマーティン。また当時のマーティン一家の状況や悲劇の発端となった謎の男の存在も明らかとなる。

戦争に絡むいわくありげな取引など、リパブリック号に金貨が積まれた経緯が明らかにされる。探査船は再び沖に出てリパブリック号の調査を再開。しかし潜水作業はそう簡単には進まない。船の位置を変えることになるが、ここでも大きな問題が起こり、マーティンとロボッティとのやり取りは、こじれていく。

リパブリック号の金庫室に隠された金貨を探るべく、マーティンたちは探査船を移動する。今度こそ金貨を運び出そうと意気込むが、船体は大きく破損し、海底に沈んでいるのは残骸ばかりである。さらに、マーティンは自分の家族を奪おうとした謎の男と決着を迎える。マーティンを破滅に導いた男の目的とは？

錨が海流に流され、元の位置から大きくズレてしまう。位置を直す作業を行っていると、正体不明のボートが探査船の近くに姿を現す。違法に金貨を狙う者たちだろうか？リパブリック号の引き上げ作業における激しい権利争いが起きる中、マーティンが権利を得た経緯が語られる。左舷の詳細な調査が行われる。