まだ6月だというのに、猛暑に見舞われた桜翠学園。そんな日にも関わらず、生徒会室のエアコンは壊れ、動かなくなってしまう。暑さに耐えきれなくなったアーシェが思いついたのは……。
未尋の実家である洋食『宮瀬』では、夏向けに新メニューを開発することとなった。そこで未尋は、斬新なメニューを考案するために生徒会メンバーからアイディアを募集することを思いつく。
原稿の締切が近づいてきたものの、キャラクターの構図に悩んでいたかおるこは、後輩の兎亜と未尋にデッサンモデルをやってくれないかと提案する。最初は乗り気じゃなかった兎亜だが、好物のお芋を前に積極的になり……。
仕事の山は片付いたものの、部屋にはゴミが散らかり放題となってしまった生徒会室。一仕事を終えた達成感に浸っていたかおるこだったが、ゴミの陰から黒い何かが現れて……。
放課後の生徒会室で一人、幸樹から借りた怪談小説を読んでいたアーシェ。小説を読み終えたときには、既に夕暮れになっていた。教室を出たアーシェには、薄暗い校舎の景色全てが怖く見えて……。
連載マンガの打ち合わせのために、幸樹を探して生徒会室に来たかおるこ。しかし、幸樹は生徒会室には不在で、謎の記号が描かれた紙が置かれていた。これを幸樹の置き手紙だと悟ったかおるこは、解読を始めるが……。