大興王朝の時代。文宗皇帝の弟・斉焱は大宦官の仇子梁によって皇帝に即位させられるが人望のない若き皇帝は実権を握れずにいた。そんななか、紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入る。一方、仇子梁の養女・仇煙織も思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
エピソード1
朝露の変
興の文宗・斉昂は、専横を極めていた宦官・仇子梁の成敗を試みるが失敗に終わり、名宰相・王揚も命を落とす。これが朝露の変である。8年後、文宗は崩御し、その弟・斉焱が即位するが、斉焱は「仇子梁にへつらい、文宗を死に追いやった人でなし」と民に罵られていた。その斉焱の侍衛となったのが紫衣局の執剣人・程若魚である。程若魚は、仇子梁が斉焱に怪しげな丹薬を飲ませようとしているのを知ると、思わぬ行動に出て…。
エピソード2
執剣人と掌棋人
仇子梁の目を欺くため、程兮の薬を飲んだ程若魚は半年も武術ができない体になっていたが、仇煙織と共に斉焱の狩りに同行することに。斉焱の身を守るには仇煙織を追放するべきだと考える程若魚は、仇煙織に賭けを提案。程若魚には斉焱が味方した一方、仇煙織は知恵を働かせて勝負を優位に進めていく。再び朝議を休んだ斉焱は狩りに行った先で、刺客に襲われる。どう見ても仇煙織が怪しいのだが、斉焱の分析は意外なものだった。
エピソード3
相次ぐ襲撃
お忍びで街に出かけた斉焱は、酒店で麺を食べていたところ、突然刺客に襲われる。程若魚と仇煙織は互いを疑い、推理を巡らせるが、真相は判然としない。そんな中、紫衣局は仇子梁の誕生日を祝うため、剣舞を披露することに。程若魚は仇子梁の暗殺を提案するが、程兮から命を粗末にするなと叱り飛ばされる。そして迎えた仇子梁の誕生日。紫衣局が見事な剣舞で観衆を魅了していた時、程若魚の親友・関嫵が仇子梁に刃を向け…。
エピソード4
第三の人物
関嫵の正体は、朝露の変で犠牲になった鄭禄の娘・鄭嫵だと分かったことから、仇煙織らは鄭嫵の調査を始める。すると、鄭嫵だけでなく、程若魚の身上調書も怪しいことが判明。一方、紫衣局が怪しい動きをしていることに気づいた仇煙織は、第三の人物が一連の出来事を操っていると分析する。程若魚は、調査を打ち切ろうとする斉焱に対し、真相究明を強く求めたため、執剣人の職を解かれ、宮中から追放されてしまう。
エピソード5
恩人との再会
王揚の旧宅が将棋営の巣窟だと気づいた程若魚は中に潜入。毒を飲まされた鞍王が軟禁されていたため、鞍王を救い出そうとするが、仇煙織に見つかってしまう。一方、斉焱を襲った刺客の口封じに使われた鍼は、鄭禄が作った物だと判明。斉焱襲撃の黒幕は鄭家の子孫かと思われたが、仇煙織は意外な推理をする。一方、鞍王を救うために珖王・斉宸を訪ねた程若魚は喜びを隠せない。珖王は、かつて程若魚を救ってくれた恩人だったからだ。
エピソード6
玉真坊
程若魚は、蔡氏を殺した者は玉真坊にいると仇煙織から告げられる。一方、斉焱もまた紫衣局の精鋭が玉真坊にいることに気づく。この2人が玉真坊で鉢合わせし、剣を交えていたところ、突如として仕掛けが動き出した。そして将棋営に見つかりそうになった瞬間、なぜか床が開いて地下に落ちる。その地下で再び危機に直面するが、程若魚は身を挺して斉焱をかばう。その姿に感動を覚えた斉焱は、程若魚に対し、徐々に心を開き始める。
成毅
ハン・ドン
ミッキー・ホー
チャン・ユーシー
Lulu Xuan
Xi Xue
Liu Guonan
Zeng Li Zhen
Zhao Li Jun
Gao Xin Jie