宇宙船ニホン号が島崎家、山田家、大井田家の3家族・計11人を乗せて、地球を離れた。謎の宇宙人は地球を長年にわたって観察しており、さらなる研究を行うため、彼らを拉致したのだ。しかし、宇宙船の自動コントロール装置が故障し、ニホン号はある惑星に不時着してしまう。夜が明けたとき、空には2つの太陽が――。[70年代](C)東映
ニホン号の不時着から一夜が明け、島崎敬太郎は惑星の探検を始めようと提案する。そこで山田大造と大井田五郎が同行するが、砂漠が果てしなく続き、何も見つからない。しかも、もはや水は残り2日分しかなかった。なんとしても、水を確保しなければ! 大人たちは水を一滴も持たず、ひたすらに水のありかを探し続ける。(C)東映
大人たちの肉体は限界に近づいていたが、水はどうしても見つからない。そんな彼らの前に、今度は凄まじい砂嵐が襲って来る。これでは動くこともできず、敬太郎たちは砂嵐が通り過ぎるのを待つことにした。だが、そのころ、子どもたちもまた、底なし砂漠へと引きずり込まれようとしていた。このままでは子どもたちが危ない!(C)東映
孝一郎と三平は、5分間だけ飛ぶことができる探検ヘリ・ヒバリ号で夜空を飛んでみた。すると、岩山の向こうで何かが光っている。もしかしたら、この惑星にも文明を持った生物がいるのかもしれない。そこで敬太郎たちは岩山へ行ってみることにしたが、どんどん霧が濃くなり、視界が狭まっていった。果たして光の正体は何か?(C)東映
大造は、宇宙船内にいる鶏に卵を産ませるための鶏小屋を作ろうとする。子どもたちは、そんな大造の思いつきを手伝おうと、石斧の材料となる石を探す。やがて見つかったのは不思議な「動く石」だったが、これは石ではなく、宇宙蛇だったことが判明する。孝一郎と三平は何匹もの宇宙蛇に追われ、洞窟の中へと逃げ込むが……。(C)東映
大造は子どもたちを連れて森へ行き、石斧で木を切り倒していた。そんなとき、大地震が発生。原因は、火山の爆発だった。火山があるなら、その近くに湖か沼があるかもしれないと考えた敬太郎は、大造とともに火山のほうへと出かけていく。だが、まだ噴火は収まっていないのだ。敬太郎たちは無事に戻って来られるのだろうか。(C)東映