大河ドラマ「元禄太平記」の総集編です。テーマである「忠臣蔵」は日本人にとってなじみ深く、ここでは、大石内蔵助側よりも、側用人(そばようにん)・柳沢吉保の視点から描いています。(C)NHK
エピソード1
第1部 栄光の章
五代将軍・徳川綱吉から側用人(そばようにん)を命じられた柳沢吉保が異例の出世を遂げる中で、赤穂藩主・浅野内匠頭(たくみのかみ)は刃傷(にんじょう)事件を起こし、即日切腹という一方的な処分を受けます。大石内蔵助は、あだ討ちの声が高まる中、浅野家再興の道を探りながらも、討ち入りの機会を待ちます。側用人・柳沢吉保と浅野家家老・大石内蔵助(くらのすけ)の出会いと対立を描いた「元禄太平記」総集編の前編です。[TAIG](C)NHK
エピソード2
第2部 落日の章
元禄15年(1702)12月、浅野家再興の夢を絶たれた大石内蔵助(くらのすけ)ら赤穂浪士は、討ち入りを決行します。柳沢吉保ら幕府は、世間を揺るがした内蔵助らに切腹の裁きを下しますが、江戸の庶民は幕府に批判的でした。このような世情を背景に、将軍が家宣(いえのぶ)に変わると、吉保の権勢は終りを迎えます。武士道を貫いた内蔵助と、立身出世にまい進した吉保の生き方を中心に、元禄の世の人間模様を描きます。[TAIG](C)NHK