12人の兄弟と夫婦で14人という大家族の丸山家｡父･丸山雄平(綿引勝彦)は､毎朝新聞社社会部で働いている｡母･定子(岡江久美子)が山盛りの洗濯物にアイロンをかけている中､子どもたちはご飯の支度をしたり､大きい子は小さい子をお風呂に入れる｡中には急にトイレ!と言う子もいて大騒ぎ｡そんな中､定子の母･末子(長谷川待子)が倒れたとの連絡が入り､定子が病院へ行くことになった｡小さい八男の十次郎(中村端樹)を近所の下村さんに預けようとするが留守だったため､困った長女･待子(若林志穂)は学校へ連れて行った｡保健室で預かってもらうが､目を離した隙に十次郎は行方不明になってしまう｡待子たちは探し回るが､十次郎は家に戻っていた｡待子は一安心するも､相変わらず大騒ぎの家になんだか不満そうで･･･｡ ※作品の時代背景およびオリジナリティを考慮し､放送当時のままお送りいたします｡ご了承ください｡

待子(若林志穂)の態度に戸惑う定子(岡江久美子)と雄平(綿引勝彦)｡正平(佐藤晃市)の進学のことも気にかかる｡雄平が勤務する新聞社では､丸山家の大家族のことが社内報に掲載された｡内容は､不要な衣類を丸山家に送ろうというもの｡正木先生(竹内力)に待子は相談するが､正木は家のことに口は挟めない､と言う｡そこで待子は雄平に自分の気持ちを訴えるが､雄平は子どもは何人でもうれしいと言う｡今度は上の兄弟たちを味方につけようとする待子だが､正平たちは､あまり真剣には考えない｡そんなところへ社内報への反響から古着が次々と届き､小さい子たちは喜ぶが､家中の古着の山に､ため息をつく定子と待子だった｡ ※作品の時代背景およびオリジナリティを考慮し､放送当時のままお送りいたします｡ご了承ください｡

五郎(須藤公一)の勉強を見る公平(金杉太朗)は途中で投げ出し､信平(河相我聞)はテストで満点を取る｡正平(佐藤晃市)は信平たちのことを思い､進学を断念しようかと考える｡一方､雄平(綿引勝彦)は定子(岡江久美子)の病状を聞きに病院へ行く｡医師は絶対に中絶をするべきだと言っていた､と定子に話す雄平｡2人の会話を立ち聞きした待子(若林志穂)が､次の日の朝､兄弟たちに定子の体のことを話すと･･･｡ ※作品の時代背景およびオリジナリティを考慮し､放送当時のままお送りいたします｡ご了承ください｡

定子(岡江久美子)は再び病院へ｡待子(若林志穂)は､集会所に九(湯澤真伍)から上の子どもたちを集め､定子のための緊急会議を開く｡九は妹が欲しいと言うが､｢お母さんが死んだらどうするの｣という待子に､結局皆が同意する｡待子がそれを定子に話すと､子どもたちの気持ちはうれしいが､すぐに結論が出せない､納得がいくまで調べたいと定子は言う｡どうしても子どもの命と自分の命を天秤に掛けられない定子｡雄平(綿引勝彦)も思いは同じで､定子はもう一度病院へ行く｡そして定子の思いが医師に通じ､内科､産婦人科など､各科から集まった医師でプロジェクトチームを作ることに｡ ※作品の時代背景およびオリジナリティを考慮し､放送当時のままお送りいたします｡ご了承ください｡