かおりはイジメの存在をみとめない西川教頭たちに怒ってタンカを切ってしまい、石野校長になだめられる。そんな中、健たちの純一へのイジメは続いていた。トイレに入っている時、頭から水を浴びせられたのだ。それを知った花は怒って健が個室に入っているところに白い粉をかぶせるが、そこに入っていたのは同じくイジメをやめさせようとして潜んでいたかおりだった。かおりは粉だらけになってしまう。翌日、学校に母親達が訪れ、かおりが行っている「起立、礼、着席」をやめてほしいと言うが、かおりは聞き入れない。その後も純一へのイジメは続き、かおりは健達の親を学校に呼びイジメをやめさせるよう言うが、母親達は「いじめられる方も悪い」と言い出す。かおりがキレそうになっていると、隠れてそれを聞いていた花が乗り込んでくる。

健達の母親らの勝手な言い分を聞き、花はイスを蹴っ飛ばして激怒。かおりも目を丸くする。そんな折、かおりに家でも学校でもガミガミ言われうんざりしていた花は、かおりの背中に「彼氏募集中」の張り紙をこっそりはり、かおりを怒らせる。そして純一は、かおりや花に守られ何とか健たちのイジメをまぬがれていた。面白くない健たちは、彼女らの目を盗んで純一を公園に連れ出し暴力を加える。しかし、これを知ったかおりがその場に駆けつけやめさせた。怒ったかおりは健たち三人を並ばせ、平手打ちをするのだった…! 健たちは「お母さんに言いつけてやる」と捨てゼリフをはく。

かおりが健たちを叩いたことが親たちに知れ、かおりは教育委員会に訴えられた。花はかおりを励まそうと、いつもはしない「起立、礼、着席」をすすんで行う。幸いかおりは訓告処分で済んだが、委員会の求めでかおりはしぶしぶ親たちに頭を下げることに。翌日、健たち三人組は万引きをこころみ店主につかまる。そこをちょうど通りかかったかおり。かおりは雅也に「父親に知られたら殴られる」と泣きつかれ、「親に知らせる」と息巻く店主に土下座し許してもらう。雅也はどうやら父親に虐待を受けているらしいのだ。その後、三人の純一に対するイジメはおさまり、さらに三人はかおりの言うことを聞くようにもなった。かおりは嬉しくなる。

かおり (大河内奈々子) は、健 (長村航希) の母が子を甘やかすのに立腹、「ざけんじゃないッ」と一喝。花 (加地千尋) もかおりを応援する。学校でのこと。かおりはクラスの生徒･由里 (一岐美憂) が空き缶を拾ったり老人ホームを訪問したりするのに感心していた。しかし、かおりは花から由里が教師の前だけで良い格好をしていると聞き、実際に由里が空き缶をポイ捨てするのを目撃し呆れてしまう。そんなある日、花と良平 (土屋シオン) は、公園で一人の少年が二人の大人に追われて逃げるのを見かける。花たちは少年に声をかけるが、少年は無愛想な態度。次の日のこと。花たちが公園で会った少年が、花のクラスに転入してくる。彼の名は矢吹大地 (内藤惟人)。前の小学校では成績優秀だったらしい。