こんばんは、朝山家です。

朝山家は、売れっ子脚本家の賢太、夫のために事務所を設立し社長を務める妻の朝子、高校１年の長女・蝶子と小学６年の長男・晴太の４人家族。朝山家の朝は忙しい。しかもこの日は賢太が２年をかけて執筆した国民的ドラマ、通称・国ドラの『ムキムキ』がいよいよ放送される日。記念すべき初回を家族に見せたい！その欲求のまま、賢太は一緒に観ようアピールを家中で繰り広げるが…©ABCテレビ

朝山家に地獄の土曜日が訪れる。小学６年生の晴太には母親の朝子と一緒に中学の体験会へ行く約束が、長女の蝶子には野球の練習試合へと出かける予定があったが、両親が朝起きれない晴太にかかりきりになったせいで、自分のお弁当が鞄に入っていなかったことが許せない蝶子は超不機嫌に。そんな中、賢太の映画企画に人気俳優の深山新之助が興味を示しているとの朗報が飛び込んでくる。©ABCテレビ

朝山家をモデルにした賢太の映画企画はキャスティングに難航。落ち込む賢太は気乗りしないまま、朝子が勧める落ち目気味の俳優・吉浦亮と、ベテラン女優の大日方香との出演交渉に臨む。その煮え切らなさに朝子のイライラ指数は上昇。さらに、朝子に対する賢太の余計なひと言も止まらず、その夜の朝山家は、不機嫌な娘・蝶子の暴言と息子・晴太の多弁も相まって、収拾不能なカオスと化す…©ABCテレビ

賢太の初監督映画『夜山家の人々』のクランクインまで一週間。自宅を映画の撮影に使用するという賢太のこだわりで、仮住まいへの引越しを余儀なくされた朝子は、プロデューサーとして参加すべき本読みにも顔を出せず、家庭内の雑務に大忙し。そんな中、蝶子が野球の練習をサボっていることが発覚し…©ABCテレビ

第5話: 朝子（中村アン）が見守る中、賢太（小澤征悦）が初監督を務める映画『夜山家の人々』の撮影が始まる。しかし、現場の主導権は古参カメラマンの武藤（坂田聡）やベテラン女優の大日方香（河井青葉）に奪われてしまう。若い記録の小向（工藤遥）に気にかけてもらい、賢太はまんざらでもない様子。撮影が続き現場を離れられない朝子は、子どもたちの面倒を見てもらうため中野（松尾諭）を呼ぶ。中野に懐いている晴太（嶋田鉄太）は、学校での悩みを打ち明け、中野は晴太に“ある秘策”を授ける。

晴太が突如、転校の意思を表明。朝子は、医師や学校の先生たちが言うように、「様子を見る」しか手がないことに歯痒さを感じるが、当の晴太は、賢太の映画の撮影現場に入り浸っては上機嫌だ。一方、野球を辞めた蝶子はオンラインゲームに夢中。そんな子ども達に、あいも変わらず自分の理想を押し付ける賢太は、二人からキレられたり拒否られたり。また、晴太の転校話を聞かされていなかった賢太は、朝子に八つ当たりを始め、「俺のデビュー作をぶち壊しにきてる」と被害者ムーブを発動！©ABCテレビ