秦の時代。韓信は愛する人を殺した始皇帝を倒すと決意する。しかしこれはすべて地球外生命体のボス・女羲(じょぎ)が操作していた。女羲は文明を変えようと宇宙船に乗ってこの時代に来た。果たしてこの異星人の企みは実現するのか?そしてこの事を知った韓信は仲間たちとともに女羲を阻止することができるのか…?
エピソード1
人類を統べる者
上古の時代、人類は高度な知能を持つ生命体・女羲(じょぎ)の導きと助力を得て、繁栄を極めていた。女羲はある任務を果たせる者を探していた。時は紀元前221年、秦(しん)の始皇帝・嬴政(えいせい)は、大規模な土木工事を行い、美女を集めて荒淫にふけり、暴政で民を不安に陥れていた。そんな中、淮陰(わいいん)の季姜(ききょう)は、皇帝に献上されることに。必死に抵抗する季姜だったが両親が殺されてしまう。一方、晋(しん)の宰相・韓厥(かんけつ)の子孫を名乗る韓信(かんしん)は、秦兵に囲まれていた。
エピソード2
俺は誰だ
現代の上海。SF作家の銭小芳(せんしょうほう)は、地球外生命体のストーリーを思いつき、時空のさざ波について書かれた記事を発見する。記事を読むと自分の書いている小説と同じ内容だと気づき、図書館で詳しい情報を仕入れる。しかし原稿を催促する電話があり、来週中に提出しなければ契約を切ると言われる。急いで帰宅しようと横断歩道を渡ったその時、銭小芳は交通事故に遭ってしまう。病院へ運ばれた彼女の近くには黒ずくめの怪しい人影があった。
エピソード3
神の使者
自害したはずの季姜の体に入ってしまった銭小芳は、墓泥棒の蕭何(しょうか)とともに、鴻門(こうもん)山寨の主・申屠(しんと)に追われる。お尋ね者となった韓信もまた、秦兵に追われていた。そんな中、韓信の前に女羲の配下・滄海客(そうかいかく)が現れる。神の使者だと名乗る滄海客のことを疑う韓信。銭小芳は、2千年前にタイムスリップしたことを知りショックを受けるが、小説の研究になると思い、前向きになる。一方、韓信は県尉を殺すため、屋敷に向かうが…。
エピソード4
奇妙な取り引き
打倒・秦を掲げる張良(ちょうりょう)は、今後のことを八卦で占ってみると大凶と出てしまう。これは天意だとして、義挙の中止を仲間たちに伝える。一方、牢獄に閉じ込められてしまった蕭何と銭小芳は脱獄する方法を考える。すると銭小芳は有名な映画を参考にして脱獄作戦を思いつく。自分の元から逃げようとする蕭何のことが理解できない申屠は、銭小芳に蕭何を説得してほしいと頼む。韓信は、自分の後をつけ回す滄海客に、ある条件を提示する。
エピソード5
敵の埋伏
ついに季姜との再会を果たした韓信だったが、自分は銭小芳だと名乗る季姜の姿を目の当たりにして困惑する。申屠たちは銭小芳に付きまとう韓信に戦いを挑むも、あまりの強さに歯が立たなかった。一方、盗掘団のハゲワシ団は鴻門山寨へと歩を進めていた。申屠たちは戦う準備を始めるが、韓信からたしなめられてしまう。士気を落とすための発言だと疑う蕭何だが、銭小芳は未来の名将となる韓信に、申屠たちを救ってほしいと頼む。
エピソード6
両雄の邂逅
韓信の思惑どおり、ハゲワシに捕まってしまった申屠たち。ハゲワシは必ず鴻門山寨に戻ってくると読んだ韓信は、銭小芳とともに罠を仕掛ける。しかし滄海客との約束の刻になり、韓信は銭小芳の前から姿を消す。戦利品が眠る百宝閣にやって来たハゲワシはまんまと罠に掛かり、銭小芳に捕まってしまう。一方、滄海客の元に戻った韓信は、秦天宝鑑(しんてんほうかん)で季姜の無事を確認して安心するが、再び季姜に会うため、滄海客から張良を探すよう告げられる。
Oho
Karina Hai
チャオ・ジェンユー
アンディ・チャン
Li Yu Xuan
Tim Yu