両班でありながら、自ら食事を作るほど食が大事な弘文館の役人・イオンは、暗行御史に選ばれてしまう。一方その頃、忠清左道のケファ村に住むジョイは、夫との離婚を訴えるが、それを義母に阻まれる。

ケファ村の目当ての店に向かうイオンと従者のユッチルとグパル。だが、店は閉店していた。絶望する彼らの前にジョイが現れるが、友人のボリを捜す彼女は彼らを無視する。ジョイは川でボリの遺体を見つけて...。

ボリの遺品の中から謎の帳簿を見つけたジョイ。そんな彼女の前に再びイオンたちが現れる。イオンが下人のふりをしていると気づかず、彼を叱ってしまうジョイ。それに驚くイオン。そこに、ジョイの義母が現れ...。

世子と兄弟のように育ったイオンには、正義の心と戦う力があった。守令を尋問中、刺客が放った矢に当たり死んでしまう守令。道案内するというジョイと共に刺客を追うイオン。しかし、捕らえた刺客は口が利けず...。

山で再会したジョイとイオンたち。だが、再会したのはある決まりのある場所だった。そんななか、山賊に襲われた一行は生き埋めにされそうになるが、山賊は突然逃げだす。外へ出たイオンたちは幽霊を目撃する。

奴婢の子供を傷つける男・マルジョンの不正の証拠を探すため、ソヤン商団に潜入を試みるイオンたち。マルジョンが女装したグパルに一目惚れし、運良く酒の席に呼ばれたイオンたちは、そこでテソという人物に出会う。