"ジャニス村越"こと村越マリ(高田聖子)は､"タンバリン占い"という独特の派手なパフォーマンスをする売れっ子占い師｡マリのアシスタントになろうと上京して来た女の子･芝山ナオミ(山口あゆみ)は､マリに将来を占ってもらうと､｢才能を利用されて苦しむ｣と予言される｡アシスタントとなったナオミはある日､マリに｢今日は出かけない方がいい｡紫色に気をつけて｣と忠告する｡ そんな中､芸能ライターの浜田マキオ(河原雅彦)が襲われる｡そして､マリもその男にハンマーで頭を殴られる｡その男が取り出したハンカチの色は･･･｡

マリ(高田聖子)の陰謀で加藤(妻夫木聡)との仲を引き裂かれたナオミ(山口あゆみ)は落ち込む｡そんな中､マリの留守中に､マキオ(河原雅彦)はナオミに､マリがキャバレーの歌手だった過去と秘密を暴露する｡タンバリン占いがインチキで､マリに利用されていること知ったナオミは態度を一変｡ナオミはマリへの復讐として､モノマネをさせるなどやりたい放題｡ナオミは占いをする代償としてマリに屈辱的な行動を強いる｡そして､ナオミの策略でマリはひき逃げ事件を起こす｡

ナオミ(山口あゆみ)の策略で､マリ(高田聖子)は轢き逃げ事件を起こし､逮捕される｡ 1年後､マリが刑務所から出所してみると､ナオミはマリ以上の人気を博して､占い師として一気にスターダムにのし上がっていた｡ある日､ナオミは､東京タワーの見える喫茶店で加藤(妻夫木聡)と偶然再会｡ナオミは､その場所がかつてマリが予言した通りなのに気付き､不気味に思う｡さらに､マリは東の方向に行くと不幸になると予言｡その言葉に逆らったナオミは･･･｡