13年前、岬で老人に拾われた緑の髪の少年トリトン。ある日、白いイルカのルカーは、トリトンがかつて大洋を治めたアトランティス人・トリトン族の末裔であることを告げる。海の平和を守る為、トリトンは「オリハルコンの剣」とイルカ達を味方に、海の独裁者ポセイドン一族と戦うことに。 ©手塚プロダクション・東北新社
エピソード1
海が呼ぶ少年
漁師をして暮らす一平爺さんによって育てられた少年・トリトン。ある日、トリトンは白いイルカ・ルカーと出会う。そして、ルカーによってトリトンがトリトン族の生き残りであることを知らされる。
エピソード2
トリトンの秘密
トリトンは、イルカたちと共に大海原へと旅に出ることになった。その道中、亡きトリトンの両親からほら貝を託されたという大きなウミガメのメドンと出会う。その甲羅の割れ目には、ほら貝が隠されていた。
エピソード3
輝くオリハルコン
ポセイドン族の北太平洋の女司令官・ドリテアは、大西洋に向かおうとするトリトンを阻止しようとムチを振るう。トリトンはそのわなにかかり、彼を助けようとしたメドンは海底火山に誘導されてしまう。
エピソード4
北海の果てに
トリトンは、トリトン族の生き残りを探しに北の海を訪れる。そこで彼は、人魚の姿をした女の子・ピピと出会う。しかし、足元の花を踏んでしまったことで彼女に嫌われ、ピピはどこかへ行ってしまう。
エピソード5
さらば北の海
人魚の少女・ピピはアザラシの一族と一緒に暮らしていた。彼女は、一息で全てを凍らせてしまうポセイドン族の北極海の司令官・ミノータスに捕らわれてしまう。トリトンは、そんな彼女を救いに向かう。
エピソード6
行け、南の島!
トリトンたちは、南太平洋にあるというイルカ島へと向かっていた。そんな彼らの前に巨大なアンコウが出現し、一行の行く手を阻む。トリトンたちは、アンコウから何とか逃れようと作戦を考えるが...。
塩屋翼
広川あけみ
北浜晴子
八奈美乗児
手塚治虫
松岡清治