「古谷一行演ずる左近太郎警部と木の実ナナの山口かおり警部補のコンビでおくる、ちょっとお色気の軽快刑事ドラマ。警視庁原宿分室の山口かおり警部補(木の実ナナ)は、5日間の特別休暇を過ごすため左近太郎警部(古谷一行)や行きつけのスナックウェイトレス宗形明子(松村和美)、その恋人の立川真一(織田あきら)らと共に明子の母、八重子(吉行和子)の経営する奥伊豆の温泉旅館、日雲楼へやってきた。しかしその夜、町の劇場のショーダンサー朱美(風祭ゆき)の他殺死体が露天風呂で発見され、続いて、別の露天風呂で真一も他殺体となって浮かぶ。折悪しく、崖崩れのため日雲楼は電話連絡もつかぬ陸の孤島に。分室の鉢山刑事(常田富士男)が駆けつけ、駐在の巡査八木下(穂積隆信)らとも協力して左近たちは捜査を開始する。©ABCテレビ
親日派の米国政府高官夫人が来日した。身辺警護を命ぜられた左近(古谷一行)と山口(木の実ナナ)の両警部は、夫人がお忍びで出かけるみちのく露天風呂ツアーに同行することになった。だが、石川啄木の歌にのせて、行く先々で殺人事件が起こる。©ABCテレビ
警視庁原宿分署の山口かおり警部補(木の実ナナ)は休暇を利用してメリーウィドー・ラベンダー会という未亡人たちの旅行会に参加した。残された相棒の左近太郎警部(古谷一行)は、鉢山刑事(常田富士男)と共に旭川での研修会出席を命じられたが、仕事を終えるとすぐプライベート旅行に切りかえ、ラベンダー会の宿泊している十勝岳温泉へかけつけた。その途中、左近は友田洋介(若林豪)というひとくせあり気な男と道連れになった。左近たちが到着した夜、安西悦子(相川圭子)が十勝岳の噴火口で死体となって発見された。周囲の状況から見て他殺の疑いが濃い。左近警部と山口警部補は地元警察の野村部長刑事(穂積隆信)と共に捜査を開始した。友田は最近、網走刑務所を出所したヤクザだとわかったが、事件当時はメンバーの一人、小原加恵(畑中葉子)と一緒に山小屋にいたと主張。しかしそこは殺人現場と近い。©ABCテレビ
大平警視(金田龍之介)は、欧州警察から帰国早々、空港で麻薬密売人と格闘して腰を痛めた。そこで彼は、部下の鉢山(常田富士男)を伴い、上州水上温泉へ湯治に出かけた。ところが、同じ宿で娘の直子(菅原昌代)と会ってびっくり。直子は、大学のサークル「温泉研究会」の活動として、亜弓(沢田和美)やみはる(栗田ひとみ)らと温泉めぐりをしていた。その宿には、全身美容術で著名な秋本房子(中村玉緒)が夫の信夫(山内明)と泊まっていた。翌朝、みはるが他殺体で見つかった。暴行された上、胸をひと突きされていた。さらに現場から長い楊枝が発見された。旅館のショーのひとつに、旅芸人の武田(佐藤蛾次郎)が見せる木枯紋次郎があったが、その紋次郎が口にくわえる楊枝にそっくりだった。©ABCテレビ
警視庁原宿分室の山口かおり警部補(木の実ナナ)は、スナックで知り合った人妻・朝倉きぬ江(大信田礼子)、川久保節子(新藤恵美)と一緒に乳頭温泉郷へ出かけた。田沢湖で三人の乗ったボートが沈む事故が発生、幸い皆無事であったが、明らかに故意に穴を空けた後がボートから見つかる。かおりは、角館からずっとついてきている二人組み・一之瀬(南原宏治)と黒岩(今井健二)を怪しんだ。田沢湖畔の旅館に泊まった夜、きぬ江が雨にもかかわらず外へ出て行った。そしてかおりが床につくと、今度は節子がずぶ濡れのまま帰ってきた。翌朝、きぬ江の死体が田沢湖で発見された。かおりは婚約者で同僚の左近太郎警部(古谷一行)とともに捜査を始める。きぬ江が節子の夫・守(河原さぶ)と浮気していたことが判明し、節子に疑いがかかるが、今度はその節子が殺されてしまう…。©ABCテレビ
左近警部とかおり警部補は、婚約旅行で屋久島へ。が、二人はささいなことで口論に。そんなおり、左近は旧家の娘、岩村緑と知り合う。岩村家では財産をめぐるいがみ合いが続き、殺人が起きる。©ABCテレビ