あるクリスマスの夜、毎年のようにホームパーティーを開いていた老夫婦の家がもぬけの殻になっていた。車で走っている目撃情報を最後に行方が知れなくなった夫婦は、3日後、森の奥の細道で銃殺されているのが発見される。事件の全容が明らかになりつつも、一歩犯人にたどり着かない。20年の時を経て、迷宮入りしていたこの事件に、一人の若い警部がメスを入れる。

夫に先立たれたアナ・メイは、親族らの近隣で穏やかに暮らしていたのだが、ある日、兄弟が彼女の家を訪れると、叫び声が聞こえた後、部屋から若い女性が慌てて走り去っていく。体中を刺されて発見されたアナ・メイは、ほどなく病院で息を引き取ることに。20年以上の時が経ち、見失った女性を再び突き止めるため、警察は当時の目撃者の捜索を開始。そしてついに重要証人にたどり着くのだが・・・。

行方不明になった少年ジェレマイアの叔母であるジルファとリーバの姉妹は、非協力的な警察を見切り、独自に捜索を進めていたのだが、ある日突然、姉ジルファ自身の行方が知れなくなり、6か月後、森の中で白骨化した状態で発見される。落胆した妹リーバは、甥っ子の父親であるエディを疑い、彼が二人の失踪に関与しているとにらむのだが、警察はエディを犯人とする決定的証拠を見つけ出せるのか？

ハロウィーンの前日、「赤い車に乗った男が、道を歩く少女を連れ去った」という通報が入る。ほどなくして少女の母親から、11歳の娘が仮装パーティーに出かけたまま戻らないとの通報が続く。3日間に及ぶ懸命な捜索の末、この少女は町の郊外の鉄道の陸橋から投げ捨てられた形で発見される。警察は犯人と思しき人物を捜査するが…。幼い無垢な命が奪われた町は、真相を突き止められるのか？

学校帰り、いつものように人通りの少ない近道を歩いていた14歳の少女・ティナが、道中、刺殺された状態で発見される。目撃情報は無く、現場に残された証拠も限りなく少ないため、捜査は難航。警察は、凶器に使われたナイフを辿るうち、複数の怪しい人物に捜査の方向性を惑わされ始める。

ウィスコンシン州ののどかな農村に住む若いカップルが、友人の結婚式に参加した後、忽然と姿を消す。数日後、2人は雑木林で遺体となって発見される。数々の証拠を元に警察は捜査を進めるのだが。