ブルーイ

ブルーイとビンゴは魔法の木琴に、パパを時空に閉じ込め、いろいろと面白いポーズを取らせる力があると気づく。それほど強力な楽器なだけに、ブルーイは独り占めしてしまう。ママの忠告やビンゴの懇願にもかかわらず、妹に貸してやらないブルーイ。すると姉妹の言い争いの油断をついて、パパが木琴を奪い取りブルーイを凍らせてしまう。助かるための頼みの綱はビンゴだけ。姉妹はついに仲直りし、協力して木琴を奪回、パパを再び無力にするのだった。

お医者さんごっこで、注射好きの医者に扮したブルーイは、看護師のビンゴと、おなかが痛むと言うパパを診察する。レントゲン写真を撮って（注射ももう数本）みると、なんとおなかの中にネコが！パパを子守歌で眠らせ手術を決行するが、頑固なネコは動こうとしない。治療が思うようにいかず残念に思ったビンゴがレントゲン写真を見直すと、そこに真犯人が。なんとネコはネズミを追いかけていたのだ。姉妹は驚きの事実をパパに告げる。チーズでおびき寄せ、ネズミを追い出すとパパはすっかり元の健康体に。最後にもう１本、注射を打っておしまい。

最後の１つになった風船でラリーをして遊ぼうとママが提案する。できるだけ長く風船を宙に浮かせて、地面に落としてはならないというゲームだ。最初は簡単だったが、扇風機やリーフブロアーを使うパパが加わると難易度がレベルアップ。風船は家のあちらこちらに飛び、窓の外にまで。塀を越えようとしたところで、ラッキーとお父さんがなんとか庭に戻してくれた。しかしそれでもパパは誰の手も届かないところに風船を打ち飛ばし、芝生に落として割ってしまった。罰としてパパは自分が風船にならなければならないのだった。

お片づけが嫌なブルーイとビンゴはパパロボットに片づけさせようとする。ところがブルーイが「二度と片づけはしたくない」とわがままを言ったためパパロボットは姉妹をゴミ箱に放り込んでしまう。ママの助けでショートさせることに成功するものの、パパロボットは故障がひどくなり大暴れ。幸いなことにママロボットが登場して気をそらす間に、パパロボットのスイッチを切ることができた。再びスイッチを入れたパパロボットにブルーイとビンゴは、「私たちがお片づけするからママロボットと休んでて」と新しい支持を与えるのだった。

親たちとピクニックにやって来たブルーイ、スニッカーズ、ココは“影渡り”をして遊ぶ。影の落ちた所だけを歩くというゲームで、日光の指す芝生にはワニがいることになっている。ところが影を渡るのが難しくなるたびにコは近道をしてしまう。ヤシの影で皆が身動き取れなくなっている時、おやつに呼ばれたココはすぐにルールを破って影から出てしまう。しかしブルーイは道を探そうと提案。ゲームはルールに従うほうがより楽しいからだ。動く雲の影を見つけたみんなはそれを使って親の元へ戻ることができたのだった。

週末、ブルーイとビンゴはパパと石像ごっこで遊んでいた。ビンゴは動ける魔法の石像で、パパが何度も店主のブルーイに返しに行くはめになる。ゲームもたけなわ、ビンゴは歩くカメムシを発見し息をのむ。パパに「来て見て」とささやくが、パパはブルーイを追いかけるので忙しく聞こえていない。そのうちにカメムシは飛び立ってしまった。寝る時間になり、カメムシを見なかったパパに腹を立てるビンゴだったが、パパが「かわいい石像に気を取られてた」と事情を説明して謝ると機嫌を直す。ビンゴは「その石像は私だったのよ」と笑うのだった。