妖精と人間の少女の悲運のラブストーリー。人間と妖精は結ばれる運命にはないはずだが、ある時妖精は手違いから自分を射貫いて恋に落ちてしまった。そこから二人の運命は誤った方向へ進んでしまう。二人は何世紀もの時を経て再会する。果たしてこの物語はどこへ向かうのだろう。
エピソード1
僕は妖精
チョン・サンヒョクは500年もの間、地上送りとなっていた。その間、人間同士の恋結びのキューピッドとして生きてきた。前世で大罪を犯したオ・ペクリョンは今世でも恋愛は決してうまくいかない運命にある。恋愛を諦めようとしたそんなペクリョンの前にキューピッドが現れる。
エピソード2
私に恋をしないでケガするわよ
オ・ペクリョンはチョン・サンヒョクに出会い、不思議な親近感を覚える。サンヒョクはなぜペクリョンが他の人と違って運命の赤い糸が見えないのか不思議に思い、密かに観察する。一方、吹雪の前夜、仁王山で女性が誘拐される。そして目撃者たちが1人また1人と遺体で発見されるのだった。
エピソード3
運命の相手と梅の香りの男
ペクリョンはストーカーから守ってくれたサンヒョクを運命の相手と期待するがサンヒョクは人間とは関係を持ちたくないと一線を画す。一方、サンヒョクとジェヒは動物病院で偶然にも鉢合わせをする。はたして二人の前世での関係はいかに?
エピソード4
ハスの花が咲く時
500年前、人間とは縁のなかったサンヒョクは三神の警告を無視して人間の少女を愛した。その罰として翼を失い、愛する人も失った。そして500年の後、サンヒョクは孤独の苦しみが分かるがゆえにペクリョンに共感して救いの手を差し伸べようとする。手始めにサンヒョクはペクリョンに理想のタイプを尋ねるのだった。
エピソード5
第5回目と運命の人
サンヒョクは仁王山女性失踪事件と1993年の女子高生失踪事件の犯人が同一人物ではないかと疑い始める。ペクリョンはサンヒョク本人に恋しているのにサンヒョクから次々と男性を紹介されて困ってしまう。そしてついに1000回の仁王山登山を経て、運命の人に出会うのだった。
エピソード6
目撃者とスーパーマン
サンヒョクとジェヒはペクリョンが仁王山女性失踪事件の目撃者だったことを知る。サンヒョクは果敢に犯人から、ペクリョンを守ろうと奮闘する。ペクリョンは、勇敢に自分を守ってくれたサンヒョクに感謝するが激しい格闘でも全くケガをしていないサンヒョクの正体に興味を抱くのだった。