「あなたたちは駒です」現場の刑事たちに言い放ち、大胆不敵な捜査方針を打ち出す怜悧な管理官・佐久に現場の刑事たちは反感の色を隠せない。たびたび、衝突する佐久と刑事たち…。しかし、彼らに共通するただ一つの目的は“事件解決”―バラバラの思いを抱える熱い刑事たちと冷徹な管理官・佐久が正義の名のもとに今ひとつになる!
エピソード1
第1話
商事会社勤務の岡本の遺体が発見された。現場の状況などから所轄の丸の内西警察署は自殺とほぼ断定しているようだが、刑事部部長・谷中 (西田敏行) は、管理官の佐久 (小澤征悦) を呼びつけ捜査本部の設置を促す。捜査本部設置が決まり、島野係長 (田辺誠一) 以下、捜査一課13係の刑事たちも動き出す。「ノンキャリの最年少管理官」「策士と呼ばれている」…。捜査本部を仕切る佐久について噂し、戦々恐々とする刑事たち。
エピソード2
第2話
元法務大臣夫人が何者かに殺害された。谷中刑事部長 (西田敏行) は浅草中央署署長・須貝 (清水章吾) の意思を無視して捜査本部設置を決定。管理官・佐久 (小澤征悦) は、島野 (田辺誠一) ら捜査一課13係と事件の担当になる。所轄署にやってきた佐久らに須貝署長らは猛反発。佐久の「あなたたちは駒です」と言い放つ態度に怒り心頭!
エピソード3
第3話
大手新聞社記者・長部が何者かに刺殺された。現場のゴミ箱から犯人が処分したと思われる遺留品が見つかったが、佐久 (小澤征悦) は完全に無視。所轄の千代田西署・田村刑事課長 (矢島健一) らは「俺たちが見つけた物証を無視するのか!」と色めき立つ。
エピソード4
第4話
OLが足を多数刺された上に殺害された。北品川署の狩野署長 (山田明郷) が、女性会社員殺害事件の捜査本部の管理官に佐久 (小澤征悦) を指名してきた。細川庶務担当管理官 (飯田基祐) によると、北品川署の陣内副署長 (山田純大) はかつて優秀な管理官として活躍。狩野としては並みの管理官ではやりにくいと思ったらしい。細川からそんな話を聞いた谷中刑事部長 (西田敏行) はいぶかるものの、佐久と捜査一課13係を北品川署へ送る。
エピソード5
第5話
大手レストランチェーンの社長夫妻が殺害され、所轄の中野中央署に捜査本部が立ち上げられた。警視庁の八神捜査一課長 (佐藤浩市) は、中野中央署は良くも悪くも平均点、中流は人望がないと動かない、と、担当管理官の佐久 (小澤征悦) に忠告する。
エピソード6
第6話
大手百貨店の社員が焼死する放火事件が発生した。担当管理官となった佐久(小澤征悦) は、刑事部長の谷中 (西田敏行) から公正取引委員会の中井 (堀部圭亮) を紹介される。中井は、被害者・百瀬が百貨店の産地偽装疑惑に深くかかわっていたことを明らかにする。百瀬が死んだのは公取の聞き取りの前日。まさか口封じのために殺されたのか?!