元刑事のフレッドと新聞記者のリーサは、70年代にテキサス州ガルベストンで起きた未解決の少女連続殺人事件を調べるうち、受刑者ベルが少女11人の殺害を告白する手紙を書いていたことを知る。当時の記録や関係者の証言からベルへの疑惑は深まるが、リーサの取材に応じたベルは一転して犯行を否定。果たして彼は連続殺人犯なのか?
受刑者のベルは11人の少女殺害を自白したが、のちに誰も殺していないと主張する。フレッドとリーサは真相解明の手掛かりを探すため、ベルの犠牲者とされる2人の少女たちの友人や家族に話を聞く。そして有罪判決を受けたセルフという男の存在が浮上した。彼について詳しく調べるうちに、衝撃的な事実が明らかになる。
フレッドとリーサはベルが手紙で告白した3組目の少女の失踪事件を追う。家族に話を聞くと、当時の警察は家出と決めつけて、何の捜査も行わなかったことが判明。聞き込みを続ける中、少女が失踪した場所のすぐ近く、牧草地の真ん中で近隣に人はほとんど住んでいない地区に、ベルの当時の居住地を突き止める。
ベルの犠牲者だと思われる少女たちの調査を続け、これまでの被害者たちとの共通点を見つけるフレッドとリーサ。そこへ追い風が吹くように当時の事件の証拠品が発見される。DNAから犯人を割り出すチャンスに浮かれるフレッド。一方、リーサは1974年にベルから性的暴行を受けたと被害届を出していた女性の行方を追う。
最後の犠牲者スージー・バワーズの事件を追うフレッドとリーサは、ベルが住んでいた場所を訪ねる。そこはスージーの遺体発見現場からわずか3キロの場所だった。さらに2人はベルの14年間の逃亡生活をたどるためにパナマ市へ飛び、ベルの元恋人に会う。自供を促す元恋人の言葉に心を動かされて彼は真実を語るのか?
ベルの仮釈放日が迫る中、事件の調査を進めるフレッドとリーサは彼と11人の被害者をつなぐ決定的な証拠を見つけなければならないという重圧にさらされる。連続殺人犯に詳しい専門家によれば、ベルが殺人犯しか知り得ないことを明らかにしたかどうかが重要だと言う。果たして2人の調査はどのような結末を迎えるのか?
リーセ・オルセン
本人
フレッド・ペイジ
Sonya Van Sickle
ナレーター
ジョン・チョイ
監督
Nicolina Lanni