陰陽法師 -無心
唐の時代、長安の都は繁栄を極めるが、闇の世界では妖魔が跋扈していた。陰陽師の無心と神医の尚青天は妖魔を退治することを生業とする捉妖師だ。ある日、才能豊かな科挙受験生の劉重霄が奇怪な死を遂げる。世間は自殺と見ていたが、全身の骨が折れていたというその死に不審な点を感じた無心たちは独自に調査を始める。劉重霄は死の直前、花門楼で開催されていた才を競い合う文壇対決で柳玄鵠という青年に勝ったばかりだった。そして同じく柳玄鵠に勝った崔鉞がその晩に無心たちの目の前で自殺を遂げる。柳玄鵠に勝った者が謎の死を遂げるという共通点から花門楼の支配人は柳玄鵠の出場を禁じるのだが、無心はこれらの事件の背後に妖魔が関わっているのではないかと考えていた…。
