両親を早くに亡くし、思想に偏りのある「明日の館」を経営する祖母 (エレン・バースティン) を手伝いながらホームスクールで育ったセバスチャン (エイサ・バターフィールド) は、ある日館に訪問してきたジャレッド (アレックス・ウルフ) と友達になり、パンクロックを教えてもらうこととなる。セバスチャンは一瞬にしてパンクにハマり、二人は一緒にバンドを結成するが、ジャレッドは心臓に重い病気を抱えていた。病気に負けず“普通”の生活を送ろうとするジャレッドと、特異な環境から飛び出し“普通”を知ってゆくセバスチャン。そんな中ジャレッドの父親 (ニック・オファーマン) が運営する教会のイベントで初めてのギグを開催しようと意気込む二人だったが…。

監督 ピーター・リヴォルシー