山を知り尽くした経験豊富なガイドに導かれ、自らが登山道を歩いているような映像を駆使し、空撮や三次元マップを用いてわかりやすく、今の時代感覚にあった“ヤマタビ”の魅力を紹介する。(C)NHK/クリエイティブネクサス、 (C)NHK/ヴィジュアルフォークロア、 (C)NHK/イタケ
エピソード1
北八ヶ岳 天狗岳~雪山を楽しみつくそう!
南北30kmに連なる八ヶ岳連峰、その真ん中にそびえる天狗岳は、東西2つのピークをもつ双耳峰!ベテラン女性ガイド高木律子さんの案内で長野側のみどり池入り口から出発!カラマツ林に広がるコケの森を歩き、まだ凍るみどり池へ、急登の中山峠を越え泊まる山小屋へ。夜は月光に照らされナイトハイクを楽しむ。翌朝は快晴、樹氷のトンネルを抜け、天狗岳へ、山頂からは本州を南北に貫く日本アルプスの全貌など大絶景が広がるNHK/クリエイティブネクサス
エピソード2
西穂高岳独標~雪と氷の頂へ~
西穂高岳(2909m)に続く険しい稜線にそびえる西穂独標、独立標高点の略で地図を見るための目安となる山だ。岐阜の新穂高温泉からロープウェイで2156mの展望台へ!雪の森を抜け、夕日の美しい山小屋に宿泊。翌朝、北アルプスの展望が広がる稜線をたどり、白銀の岩の峰・西穂独標をめざす。案内は西穂で山小屋を営む粟澤徹さん、気象予報士の資格も取り、登山者に山の天気の厳しさを伝える。人けのない雪の上高地も紹介。[TRAV](C)NHK/イタケ
エピソード3
西表島 古見岳~亜熱帯 生命の頂~
西表島の古見岳を海洋冒険家として知られる八幡暁さんの案内で巡る山旅!カヤックで八重山ブルーの海へ漕ぎ出し、マングローブが茂るユツン川の河口へ!神秘的な鍾乳洞に立ち寄った後、さまざまな生き物がすむ亜熱帯のジャングルの中を川を遡っていく。落差30m!ユツンの三段の滝を巻いて登ると、テーブルサンゴの海の向こうに八重山の島々が望める!マングローブを使った草木染めも紹介!豊かな水が育む西表の自然を満喫する。[TRAV](C)NHK/クリエイティブネクサス
エピソード4
屋久島 太忠岳~千年杉の森と人の営み~
屋久島の魅力が凝縮された太忠岳(1497m)、山頂に天柱石と呼ばれる巨大な花崗岩を頂く不思議な山!透明度の高い清流を渡り、野生動物の気配を感じながらトレッキング!屋久島の林業の歴史も教わりながら、巨木が立ち並ぶ神秘的な森をめぐる。翌日、材木を運んだトロッコ道から、林業のために作られた村の跡に立ち寄り、再生した美しい杉林をめぐり、大展望の太鼓岩へ!江戸時代に切られた切り株を利用した高級家具も紹介NHK/クリエイティブネクサス
エピソード6
谷川連峰 平標山~雪が育むお花畑~
花の百名山として人気の高い平標山を巡る日帰りの山旅! 越後湯沢駅に近い登山口から、ダケカンバなど広葉樹が茂る標高差600mの森を一気に登って松手山(1614m)へ、偽高山帯と呼ばれる展望の良い稜線を進み、平標山の山頂へ! 山頂直下から一面ハクサンイチゲの白い花のじゅうたんが広がる。案内するのは、大学で造園を学びガーデナーとしても活躍する飯田千香子さん、山の雰囲気を醸し出す庭造りへの取り組みも紹介NHK/ヴィジュアルフォークロア
エピソード11
谷川岳~夏 花の岩尾根を行く~
群馬と新潟にまたがる谷川岳、ネコの耳のような2つのピークをもつ双耳峰だ。群馬側の土合からロープウエーで天神平へ、満開のニッコウキスゲを楽しみながら眺望のよい天神峠をめざす。ブナの森を進み、天神尾根にたどり着く。急傾斜の蛇紋岩の岩尾根を登り、トマの耳(1963m)へ。エーデルワイスの仲間が咲く天空のお花畑を楽しみながら最高峰・オキの耳をめざす。標高差1000mの一の倉沢、氷河が削った大岩壁も大迫力NHK/ヴィジュアルフォークロア