ウェイステッド

25歳にもなって童貞のモーフィアスと妹サラが経営する店“ストーンド･ヘンジ”に親友のケントが帰ってきた。無職のケントは一度クビになった野鳥園に復職しようとする。やることのないサラはケントに焚きつけられてヤクの売人になろうと、アリソンの知り合いの売人の家に向かう。一方、モーフィアスはタトゥーで意識を失い、そこで自分の守護霊である「ゲーム･オブ･スローンズ」のネッドの恰好をしたショーン･ビーンに出会う。

モーフィアスたち4人は、バースにあるディスコで泥酔。サラはそこで7つもある特別な“ステージ”に入ってしまう。帰り道、サラが第2ステージの嘔吐をしたため、タクシーから降ろされた彼らは、新たなタクシーを探しながら歩いて帰ることに。モーフィアスは守護霊ショーン･ビーンから皆を導けと言われ、クエスト (冒険) にノリノリ。しかし、ガス･スタンドでケントがした野糞を安全な場所に捨てようとするが、それが思わぬ悲劇に…。

ケントが野鳥園でペンギン係に昇進。モーフィアスはロースト料理にプディングが付かないことに大激怒し店を出てしまう。4人は気持ちを切り替え新らしく出来たパブへ行くが、そこはお上品な連中が集まるオシャレな店。しかも、店の主人がケントが幼い頃からバカにしていた同級生のアリステアだったことが判明。かつてケントのビニールプールでおもらししたアリステアの成功ぶりに、ケントはあれやこれやと絡んでいく…。

地元の伝統的な祭り“ベリーマン”。幼い頃から森の妖精ベリーマンに憧れていたモーフィアスはついにベリーマンを演じることに。サラは牛乳を求め店にやってきたイケメン、“コウモリ救助隊”の男に一目惚れ。ケントとアリソンは強力な“コーク”をケツから注入し、祭りで大暴走。一方、守護霊ショーン･ビーンは、モーフィアスとフェスのスタッフであるヴェリアンとの恋の仲立ちを買って出る…。

ケントはハイになった酔いを覚まそうと店でお留守番。アリソンはレゲエ･ナイトで知り合った男の家のバーベキュー･パーティにサラと向かう。モーフィアスは、浮気され消沈するケントのママとパブランチ。そのままいい雰囲気になったふたりはデートをして彼女の家に。雨に濡れたモーフィアスはケント･パパのガウンを着てシャワー上がりのママを待っているとそこにケントがやってくる。ケントは「ママと絶対にヤルな!」と釘をさすのだが…。

アリソンがモーフィアスの誕生日のプレゼントとしてセックス･パーティへの参加話を持ち込んだ。ケントとサラは参加チケットがないままパーティへ行くが、やはり入れてもらえず裏口からこっそり侵入。仲間にはフランスで童貞を捨てたと言っていたモーフィアスだったが、遂に3人に自分が童貞だったことを告げる。アリソンは何とか彼に童貞を捨てさせようとするが、そんなモーフィアスに悲劇が。そして、モーフィアスは守護霊ショーン･ビーンと対峙する…。