クワック･パック

ルートヴィヒ・フォン・ドレイクの奇抜な発明の助けを借りて、甥っ子たちは最悪の悪夢”部屋を片付けること”を避けるため、超能力を持ったヒーローのチームになる。一方ドナルドは超能力を持った悪者となり、世界を破滅してまでも、甥っ子三人に家の雑用をやらせようと決心する。

地球のすべてを先史時代の状態に戻そうとする狂気の科学者の意図で、ペットイグアナのナックルズが凶暴な恐竜に変えられて、ダックバーグは恐怖にさらされる。甥っ子たちが約束したようにナックルズを監視していれば…

テレビ番組の取材チームは、ドナルドが何年か前に訪れたことのある、未だかつて中世の時代に留まっている国、クアンティニアに行く。前回の訪問中にドナルドが、人知れずドラゴンからクアンティニアを守ったことで、それ以来「不在の王」になっていたことを知り、みんなはとても驚く。王位を切望するゲイロード王子は、火を吐く買い物依存症のドラゴンの力を借りて手に入れようとする！

海軍から呼び出されたドナルドは様々なドジを踏みつつも軍務に従事。視察にやってきた提督の発案により戦闘機のパイロットを務めることに。だが、操縦など出来るわけがない。肝心の自動操縦用のコンピューターはドナルドのイタズラでイカレていた。リモート･コントロールにより戦闘機で味方を攻撃しようとするコンピューター。しかしドナルドはゲーム感覚で自機を操り、デイジーを、そして味方の船を守ったのであった。

伝説の装飾されたシャルマーニュの鍵を盗もうと、自称「世界一の大泥棒」ナイジェル・ナイトシェードは、うまい事を言ってドナルドのアシスタントとしてテレビ番組のチームに加入する。ナイジェルがケントにドナルドを解雇するよう説得すると、甥っ子たちは叔父のドナルドを駆り立てるために、まやかしの事件を起こし、ナイジェルをだまして刑務所送りにする。

ドナルドに車をねだる甥っ子たち。だがドナルドは首を縦に振らない。ルーイとデューイはがっかり。だがヒューイだけは「運命と偶然を信じて待て」とストライキを決め込む。そんな折、ダックバーグで「ダックバーグ500」というカーレースが開催。デイジーを口説こうとしたロッキーに腹を立て、ドナルドは自分もレースに出てロッキーを負かそうと考えた。ドナルドは甥っ子達を騙して古いロードスターの修理させ、レースに参戦する。