シェイクスピア&ハサウェイの事件簿

介護施設で次々と起こる妨害工作の調査を依頼された二人。助手のセバスチャンを介護士として送り込み調査するが、その間も嫌がらせは続いていた。そんなある日、事件が起こる。施設長のピンコット夫人が建物の屋上から突き落とされ殺されてしまったのだ。しかし入居者やスタッフは全員、昼食のため食堂にいて、不審な者すら見かけていない…。

ある朝、葬儀屋のピーターの前に怪しい男達が迫ってきた。彼らは犯罪組織に属し、24時間後にピーターを殺しにくると告げる。理由が一切分からないピーター。警察へ通報すれば家族の命はないと言われた彼はフランクたちを頼る。そんな中、ピーターの妻アンが何者かに襲われる。フランクが怪しいと睨んだ巡回員メルヴィンもひき殺されてしまう。

人気のマジシャン、プロスはショーの目玉である“アイアン･メイデン”で誤って観客の死亡事故を起こしてしまう。人気も信用も失った彼は酒におぼれるように。事故に何かを感じた娘のマギーはフランクたちを頼る事に。一方、被害者の夫が雇ったフランクのライバル探偵パターソンの挑発に乗ったルーは事件を二日で解決すると賭けをしてしまう。

アーデンの町長が殺害された。警察は町長宅に侵入したビリーを指名手配。彼をよく知るフランクもマーローから協力を要請される。そんな中、フランクに助けを求めにビリーがやってきた。彼に借りがあるフランクはセバスチャンの家に匿うことにする。一方、町長は環境保護団体“ハグス”の抗議を無視し町の宅地開発を進めようとしていた。

町で「ロミオとジュリエット」の公演がはじまる直前、主役のサリーが宿泊する部屋の窓に何者かが恐ろしいメッセージを残す。彼女から依頼を受けたフランクとルーはまずプレビュー公演の際、サリーの台本に文句を付けた男の足取りを追うことに。男を張り込む中、退屈な二人はサリーを一躍人気者にした昼メロを見て夢中になる。