ロンドン警視庁の女性エリート警視サンドラ・プルマンは、ある人質誘拐事件の捜査中にマヌケなミスをして、第一線を追いやられる。名誉挽回のチャンスとして副警視監べヴァンから指示されたのが、新設部署の指揮。それは過去の未解決事件を専門に再捜査するチームで、UCOS (Unsolved Crime and Open Case Initiative=ユーコス) と名づけられた。UCOSの初仕事は、20年前のアナ・ダブロフスキー殺人事件。犯人とされた男のアリバイが証明され事件は急展開。最新のDNA鑑定が驚くべき真犯人を暴くのだった…。
今回の仕事は、17年前に起きた婦人警官ケイト・ダニエルズ殺人事件。唯一の目撃者は当時6歳だったパトリシア、唯一の証拠品は偶然見つかった凶器の拳銃だった。大胆な方法でパトリシアの記憶をよみがえらせるジェリー。一方、拳銃についた指紋から変質者フィリップが浮上。そして、ケイトの元恋人ニックが事件の2年前に現金輸送車の警備中、強盗に撃たれた時の銃弾はケイトを殺した銃弾と一致するのだった。
今回の仕事は、英国女王の絵画コレクションの窃盗・贋作事件。バッキンガム宮殿に保管されていた絵が贋作にすり替わり、さらにそれと同じく複製画が競売に出されていた。バッキンガム宮殿に保管されていた絵が贋作にすり替わり、さらにそれと同じ複製画が競売に出されていた。コレクションの管理者ティモシー卿の依頼でユーコスは原画を宮殿に取り戻すべく捜査を開始。2枚の贋作に付いていた指紋から判明した画家は、キエラン・リスク。20年以上も前にアトリエの火事が原因で自殺していた。
20年前、対ソ連核ミサイル配備に反対していた若き運動家ジョシュ・リブシーが殺された。彼の仲間たちは当時から公安の仕業だと確信。当時の新聞記事を調べると基地とキャンプを隔てるフェンスがジョシュの死の前後で変化していたことでUCOSは基地に侵入したジョシュを公安が殺したのではと考える。
イタリアでの休暇から帰ったサンドラは、ジャックから新たな捜査資料を手渡される。その捜査資料は、20年前に起きた10歳の少年ジミー・スペンサーの殺害事件だった。遺体発見はゴルフ場。凶器はゴルフクラブ。殺害当日に居合わせた名門クラブ会員の捜査が進む中、17歳のケン・ロジャーが容疑者として浮かび、ケンの自殺で操作は一応の終結を迎えたが…。
ビルの解体現場から血液の付着した短パンが発見された。持ち主は30年前に行方不明になったドナ・アダムソン24歳と乳飲み子の息子ウィリアム。単なる家出で片付けられた一件に殺人事件の可能性が高まった。当時、捜査を担当したブライアンは二人を発見できなかった30年ぶりの雪辱に挑む。
デニス・ローソン
Steve McAndrew
デニス・ウォーターマン
Gerry Standing
アマンダ・レッドマン
Sandra Pullman
ニコラス・リンドハースト
Danny Griffin
タムジン・アウスウェイト
DCI Sasha Miller