両親亡きあと、唯一の肉親である伯父に引き取られていた少女ジェイン・エア。しかし、その伯父もなくなり、伯母やいとこたちに疎まれながら暮らしていた。まるで捨てられるかのように全寮制の女学校へ送られたジェインは、劣悪な環境の中、いつか広い世界へ旅立つことを夢見て教養を身につけていく。母校で教師になったジェインは、学校を出て住み込みの家庭教師として働くことに。
何者かに焼き殺されかけたロチェスターだが、社交界に出かけてしまう。邸内の不気味な塔にただ一人出入りする使用人グレースに疑惑を抱きながらも、ジェインは心浮き立たせてロチェスターの帰りを待っていた。すると彼は、ソーンフィールド邸に大勢の客を連れて帰ってきて…。
伯母リード夫人の最期を看取ったジェイン・エア。実は財産のある伯父がいたのだが、ジェインへの憎しみにとらわれていたリード夫人はそれを隠していたのだった。そんな告白を聞いてもジェインの心は穏やかだった。彼女は浮き立つ思いでソーンフィールド邸へ帰る。
ソーンフィールド邸を飛び出したジェインは、荒野をさまよって力尽きたところでセント・ジョンという若い牧師に救われる。セント・ジョンと妹2人の介抱で回復したジェインは、自分の名前や過去を隠したまま、村の子ども相手の教師として働き始めた。1年が過ぎたある日…。
ルース・ウィルソン
Jane Eyre
トビ―・スティーヴンス
Edward Rochester
ロレイン・アシュボーン
Mrs. Fairfax
エイダン・マカードル
John Eshton
タラ・フィッツジェラルド
Mrs. Reed