現代アメリカを作ったあらゆる産業やマシーン、歴史的偉業ともいえる発明の数々とその発明者たち。テレビや電話の通信機器、航空機やオートバイの乗り物など、今や身近となった発明品誕生の背景と、テスラやハーレー、ベルらの天才発明家たちが辿った苦難と成功の軌跡を考察する。
エピソード3
テレビ界の幕開け
世界初の電子式テレビを開発するファーンズワースだが、大手ラジオ放送会社のサーノフに手柄を横取りされそうになる。ファーンズワースは自分の特許を盾に必死で抵抗を試みるが、抜け目ないサーノフも一歩も引かない。月面着陸をテレビで見た時、真の勝利者となるのは果たしてどちらか?
エピソード4
オートバイの王者
自転車ブームが去った1890年代。自動二輪車であるオートバイに目を付けた2社。資金と技術に恵まれたインディアン社に対し、両方に乏しいハーレーダビッドソン社は設計に頭を抱える。「理想的なオートバイとは何か?」を自問する彼らは、大胆な方向転換でオートバイ界の王者を目指す。
エピソード5
テレフォン・ウォーズ
「電話の父」として誰もが知るベルと発明家として名高いグレイは、ウエスタンユニオン主催のコンテストで優勝を狙うため電話の開発に乗り出す。一歩先を行くかのように見えるグレイだが特許申請の過程でベルに先を越され続ける。真の電話の父は誰なのか。現在でも残る疑念に答えは見つかるのか。
エピソード6
電動工具バトル
20世紀初頭のアメリカでは農業がテクノロジーの時代を迎え、人の仕事を最小限に止めた作物の大量生産が可能に。機械が家庭や農場でも広く使用されるようになるにつれて、速さと効率が求められるようになる。こうして発明される電動工具がいかにこの国を築いていくのかを見る。
キャンベル・スコット
Steve Ascher
Kristine Sabat
Matt Pearl
Zachary Behr
メアリー・ドナヒュー